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そろそろ蒸し暑い夏も終わりですね! 夜の虫の音も秋っぽくなってきました。私の自宅は田舎ですので、季節の変わり目は自然の変化で実感できます。何をするにも気持ちの良い季節になってきます。行楽も兼ねて物件探しに遠出するのも良いかもしれませんね。

不動産投資市場の活況から、問題ある売買仲介会社が増えている

昨今、物件価格に割高感があります。私も良い物件が見つかれば買いたい気持ちはあるのですが、将来を見据えると条件に見合う物件が見つからないのが現状。昨年辺りから、現地調査に行きたいと思えるような物件と出会えていません。

「買いたい物件がない」というよりも「買いたい値段の物件がない」と言うべきでしょう。ということは、物件が高く売れているということです。

私も先日、物件の査定を依頼しましたが、5社程から来た見積もりはどこもほぼ近い金額でした。実は2年程前にも同じ物件の査定を依頼したことがあったのですが、その時との価格差は約2500万円に対して500万円以上増大しているのです。

この価格上昇は高騰と言わずして何と言うのでしょう。実際、前回の査定金額よりも約700万円UPで売却できました。もちろん私が買ったときよりも高い金額です。

今の物件価格の上昇に乗って増えてきたのは、こうした物件を扱う売買仲介会社です。通常個人同士(会社同士も含)で売買する場合以外は、この仲介会社を介します。実際に、国土交通省の「宅地建物取引業者数(平成27年度)」の統計でも、ここ2年右肩上がりとなっています。

不動産会社が増えること自体は何の問題もないのですが、不安を感じさせる、信用できない、トラブルを起こす会社も増えています

恐らく物件売買数の増大により不動産会社は人手不足となり、忙しさを理由に社員教育をしっかり行う時間が取れないのでしょう。教育を受けていない担当者は、不動産業務に関する知識が不足しているばかりではなく、社会人としての基本的な常識も知らないことがありますので注意が必要です。

こういった現象は他の取引であれば「仕方ない」で済む場合もありますが、高額な金銭が動く物件売買においては深刻な状況となります。

そして最悪なのは、詐欺まがいな行為を働く不動産会社。実際には諸事情により事件化できないケースも多々あり、事件として立証できて罪を裁けるケースはほんの一握りであるとも言われています。そんな手口の一部も紹介させていただきます。

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