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不動産投資お悩み相談 第9回


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全額融資(フルローン)の不動産投資について

S・Tさん(男性)
不動産の購入にあたって、新聞や本などでは全額融資のローンについて書かれていますが、現状はどうなのでしょうか。

もし、全額融資してくれる金融機関があれば、教えて頂けませんか。
ちなみに、松村さんは全額融資ローンはどう思われますか?

投資マネージャーからのアドバイス (担当投資マネージャー:松村裕一
現状でも全額融資(フルローン)は可能ですが、その物件に対する銀行の評価が融資金額以上有り、年収は1,000万円以上が一つのラインとされています。

ただ、購入物件の金額によっても変わりますし、年収だけでなく、その方のバックグランドや金融資産状況、不動産投資の実績等も影響しますので、一概には言えません

5,000万円の物件であれば、年収は1,000万円以上無くても買える場合が有りますし、2億5千万円の物件ですと年収や金融資産等が影響してきます。

金融機関としては、お住まいの場所と購入する物件によって状況は変わります。
大手銀行の中には全額融資を行うところもありますが、現状は非常に厳しい状況です。

銀行融資は、その方のバックグランドにもよりますし、銀行の担当者やその銀行の審査部の考え方にもよりますので、タイミングが非常に重要です

また、法人で購入していく場合と個人で購入していく場合でも変わってきます。

法人の場合は、非常にハードルが高いですが、個人の場合は、給与も含めた全体のキャッシュフローで変わってきます。

融資金額枠のハードルも影響します。
通常は、2億、5億、10億のハードルが有ります。

これも銀行によって変わりますが、個人でサラリーマンの場合、2億のラインを超えると厳しくなります。

2億を超えて5億の範囲内ですと本部稟議となり、審査が厳しくなるからです。
5億を超えると更に厳しくなります。

ご自身のプレゼンテーションも非常に重要です。
銀行へは、アピールが大切です。
自分を評価してもらえる様なプレゼンで説得する必要が有ります。


物件の条件としては、やはり長期ローンの組める鉄筋コンクリート造とし、銀行評価のでる案件を探す事です。

銀行は、耐用年数の残余年数分が融資期間となりますので、鉄筋コンクリート造の様に法定耐用年数47年の物件が良いです。

どんな銀行も融資を申し込んでみないと分かりませんので、諦めずにチャレンジする事が大切だと思います

最後に全額融資(フルローン)をどう思うかですが、非常にリスクも高く、ハードルも高いので難しいチャレンジだと思います。

でも自分がどこまでそのリスクに耐えられるかですので、金利の低い今は、まだチャンスが有ると考えております。

私は全額融資(フルローン)以上にリスクの高い、オーバーローン(売買金額だけでなく、不動産購入諸経費も含めた融資)での物件購入に成功して来ましたので、レバレッジとしては非常に良い形の投資を行う事ができました。

その方のバックグランドにもよりますが、全額融資もリスクは高いので、慎重に検討する事が大切です
決して諦めずに頑張って下さい。

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