Step2

収益物件を購入する

不動産投資を始めようと思った時、「物件探し」から取りかかろうとしていませんか? やみくもに物件を探していては、以下のような失敗をしかねません。

これでは、買いたい気持ちが高まっているのに買えないだけでなく、不動産会社からも「買いたいと言ったじゃないか!」と責められてしまうことでしょう。

つまり、初めに「購入できる物件」を知っておかないと、物件探しに費やした時間が無駄になってしまう、ということです。

では具体的に、どのように「購入できる物件」を知ることができるのでしょうか? 3つの方法をご紹介します。

1.属性から考える

属性とは、融資の返済に影響を及ぼす項目のことです。年収や自己資金のほか、残存債務(未払いの借入金残高)の有無や金額、勤務先、勤続年数などが該当します。実績や人柄も評価の対象になるようです。

参考として、以下のチャートをご覧ください。あなたはどれに当てはまりますか?

属性から購入する物件を検討する

スタート

年収(給与収入)は500万円以上ある?

Yes No

自己資金は1000万円以上ある?

Yes No

1億円以上の借金を背負う覚悟がある?

Yes No

1億円以上の一棟アパート・マンションをローンで購入

※チャートはあくまで参考です

自己資金は500万円以上ある?

Yes No

管理に手間を掛けたくない?

Yes No

激安戸建て賃貸を現金購入で自主管理

※チャートはあくまで参考です

一棟アパート・マンションを購入したい?

Yes No

5000万円以下の一棟アパート・マンションをローンで購入

※チャートはあくまで参考です

区分マンション・戸建て賃貸をローンまたは現金で購入

※チャートはあくまで参考です

1億円以下のアパート・マンションをローンで購入

※チャートはあくまで参考です

1億円以下のアパート・マンションをローンで購入

※チャートはあくまで参考です

激安区分所有を現金購入

※チャートはあくまで参考です

このように、冷静かつ客観的に自分の現状を把握して、狙うべき物件に当たりを付けましょう。

2.融資してくれる銀行から考える

例えば、サラリーマンに融資してくれる銀行とそうでない銀行、支店の営業エリア外の物件に融資してくれる銀行とそうでない銀行……など、銀行によって特徴が異なります。

銀行に話を聞くときは、これらの特徴をヒアリングしておくことも重要です。

3.メンター(指導者)を見つける

自分に近い属性で不動産投資に成功している先輩不動産投資家を見つけ、アドバイスをもらうのも一つの方法です。

これらを参考にして、物件探しから物件購入までの流れを効率的に行いましょう!