Step2
収益物件を購入する
それでは、いざ融資を受けて物件を購入しようとした場合、どのような流れで進めればいいのでしょうか?
1.銀行と接触する
銀行と接触する方法は大きく分けて2つあります。
1.他者から紹介してもらう
2.自分で新規開拓する
1.他者から紹介してもらう
2.自分で新規開拓する
1は不動産会社、大家仲間、友人知人などから紹介してもらう方法です。
紹介者の信用力を借りることで、スムーズに接触することができます。
紹介ルートがない場合、2のように自分で銀行を開拓します。
銀行のHPで、その銀行の沿革や融資条件を確認してから、電話でアポイントを取りましょう。
2.融資の相談をする
アポイントが取れたら「必要書類」を持参し、担当者と話します。 その場では、融資を受ける物件と、自分について知ってもらいましょう。 不動産投資を事業として捉え、5年後や10年後をどう見据えているか、 つまり、事業計画をしっかり伝えられるかがポイントです。
3.融資審査を受ける
相談した案件が検討の土台に乗れば、次は融資審査です。 銀行内では何段階もの手続きを踏むため、時間がかかります。 一例ですが、ある銀行では以下の手続きを行っています。
[支店] 融資担当者→融資課長→支店課長(合議制)→副支店長 →支店長→[本店] 担当審査役→審査部副部長→審査部部長→決済
稟議書の作成に2日、各段階で1日、本部への書類送付時間も考慮すると、 最短でも10日は必要だと思ってください。(銀行によって異なります)
4.金銭消費貸借契約をする
これで融資を受ける手続きは完了です。銀行内での手続きに時間がかかるため、余裕をもって進めましょう。