Step3

収益物件を運用する

物件を管理する方法として、自分で物件を管理する「自主管理」と、専門の管理会社に委託する「管理会社委託」があります。 それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

自主管理
メリット

  • 管理費がかからない
  • 賃貸経営のノウハウが身につく
  • 物件の変化に気付きやすい(老朽・不具合・空室期間など)
  • 判断が早い(トラブルやクレームなど)
デメリット

  • 時間と手間がかかる
  • 目の届く範囲の物件しか管理できない
  • 入居者と直接やり取りする必要がある(トラブルやクレームなど)
  • 適切な管理ができないと、空室率の悪化につながる

管理会社委託
メリット

  • 時間と手間がかからない
  • 遠方の物件も管理できる
  • 入居者と直接やり取りしなくてよい(トラブルやクレームなど)
  • 賃貸仲介と管理を兼ねる会社の場合、優先的に入居者を探してもらえる可能性がある
デメリット

  • 管理費がかかる(家賃の5~10%程度)
  • 管理会社の担当者によって質が変わる
  • 物件の変化や入居者募集の状況について細かく見ることができない
  • 管理会社との相性が悪いと空室率の悪化につながる

自主管理に充てられる時間を確保できるか、所有物件の自主管理が可能か(戸数、場所)、自主管理をするだけのノウハウがあるか? などが、決定のポイントとなります。

これらのメリット・デメリットをよく理解した上で、どちらが自分に適しているかを判断しましょう。 また、管理会社に委託する際は、複数社に相見積もりを取り、対応の速さや管理費などを比較しましょう。

では、信頼できる管理会社はどのように見つけるのか、「管理会社選びのポイント」でご紹介します。