収益物件を運用する
管理会社は、賃貸経営を行う上で欠かせないパートナーです。大家さんと入居者の間に入って業務を行う重要な立場であるため、信頼できる管理会社にお任せしたいところです。
ここでは、管理会社選びのポイントについてご紹介します。
1.コミュニケーションがスムーズか
管理会社の担当者と直接話をしてみて、人柄や応対が好印象かどうかを確認しましょう。大家さんに対してできないことは、入居者に対してもできないと考えた方がよいでしょう。入居者の不満足につながれば、退去につながりかねません。
また、電話やメールのやり取りがスムーズかどうかを確認しましょう。何かあった時にすぐに対応していただける方だと安心できます。
2.実績が豊富か
管理物件の入居率が80%以上を目安にしましょう。入居率を聞いた時に、少数点以下まで把握している会社だと尚良いでしょう。空室状況をはじめ、管理物件のことをしっかり把握している証拠です。
また、これまでどのような空室対策を行い、実績を上げてきたのかも確認しましょう。今後管理をお願いした際、同様に対応していただける可能性が高いです。
3.管理体制が整っているか
以下のような体制が整っていると安心できるでしょう。
- 物件ごともしくは大家さんごとに担当者がいる
- 管理物件の状況を社内で共有している
- 家賃の入金が遅れた場合に、入居者に催促してくれる
- 突然のトラブルに対して24時間対応してくれる
- 定期的な報告・連絡・相談をしてくれる
また、管理会社が入居付けも行う場合は、募集方法も重要です。
店頭でしっかり広告しているか、賃貸ポータルサイトなどインターネットの広告媒体を利用しているか、地域情報誌やフリーペーパーなど、紙の広告媒体を利用しているか、などを確認しましょう。
管理会社の営業力が乏しいことは、入居付けに大きく影響します。「空室が埋まらないと思ったら、管理会社の対応に問題があった」ということがないよう、吟味した上で管理会社を選びましょう。