Step3

収益物件を運用する

 

物件を綺麗にして価値を高めたり、退去後に原状回復をする場合には、リフォームを実施することになります。 リフォームを実施する方法として、自分で実施する「セルフリフォーム」と、リフォーム会社に発注する「工事請負契約」という2つの方法があります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

 

セルフリフォーム
メリット

  • 費用が節約できる
  • リフォームのノウハウが身につく
  • 自分でリフォームした方が、工期を短縮できる場合もある
デメリット

  • 自分の時間と手間がかかる
  • 全体の工期が長くなる傾向がある
工事請負契約
メリット

  • 自分の時間と手間がかからない
  • プロに依頼するため仕上がりが綺麗
  • 管理会社経由でリフォーム会社に依頼すると、管理会社との関係性が良好になる可能性がある(紹介料が支払われるケースが多いため)
デメリット

  • 費用がかかる
  • リフォーム会社の選定を誤ると、手抜き工事などの被害に遭うことがある
  • 管理会社経由でリフォーム会社に依頼すると、紹介料を上乗せされ費用が高くなることがある

これらのメリット・デメリットをよく理解した上で、どちらが適しているかを判断しましょう。 例えば、以下のようなリフォームの場合は、高度な専門的知識が必要になるため、リフォーム会社にお願いした方が安心でしょう。

 

  • ・水回りのリフォーム
  • ・電気の配線が関係するリフォーム
  • ・専門的な電動工具が多数必要なリフォーム
  • ・危険を伴うリフォーム
  • ・失敗すると取り返しが付かないリフォーム

 

そのため、「リフォームに充てられる時間とお金がどれだけあるか」だけではなく、「自分でリフォームをするノウハウがあるか」も、決定のポイントとなります。 また、リフォーム会社と工事請負契約を結ぶ際は、複数社に相見積りを取り、金額だけでなく対応の速さや丁寧さなどを比較しましょう。信頼できるリフォーム会社を見つけることが、リフォームの完成度の高さにつながります。