Step3
収益物件を運用する
ここでは、リフォームを進める手順についてご紹介します。 どちらの場合も、リフォームを進めながら並行して入居者を募集をすることを忘れないようにしましょう。リフォーム完了のタイミングで入居してもらえるのが理想的です。 リフォーム会社と工事請負契約を結んだ場合には、発注した通りの内容で施工されているかを確認してから費用を支払いましょう。確認ポイントには以下のようなものがあります。
- ・壁紙に浮きはないか?
- ・ワックスは十分か?
- ・クリーニング(清掃)は十分か?
工事が不完全な場合には、完全な状態に仕上げることを求めることができます。もし不完全な場合は、以下のようにお願いしましょう。 「ワックスのかかりが悪い箇所があるため、再度塗っていただけますか?」 「クリーニングで落ち切っていない壁紙の汚れがあるのですが、再度洗浄していただけますか?」
リフォーム費用について
リフォーム費用の一例を以下でご紹介します。
セルフリフォーム | 工事請負契約 | |
---|---|---|
壁紙の貼り替え(m2単価) | 400円~ | 800円~ |
クッションフロアの貼り替え(m2単価) | 1,000円~ | 2,500円~ |
ウォシュレットの設置 | 15,000円~ | 25,000円~ |
共用部分の掃除 | 0円 | 10,000円~ |
電球の交換 | 100円~ | 500円~ |
セルフリフォームでかかるのは材料費のみのため、工事請負契約の場合と比べて安価になります。しかし、セルフリフォームにかかる時間を人件費に換算した時に、費用がかかりすぎていないかを確認することも重要です。
一部をセルフリフォーム、残りを工事請負契約にするなど、費用対効果や仕上がりを考慮しながら実施方法を検討しましょう。