Step3

収益物件を運用する

 

「リフォーム会社と契約したのに、なかなか着手してくれない」
「やっと完成したと思ったら、手抜き工事をされていた」
など、リフォーム業界では悪質なトラブルが発生しているようです。

そのため、信頼できるリフォーム会社を見極めて契約をする必要があります。
ここでは、リフォーム会社選びのポイントについてご紹介します。

1.コミュニケーションがスムーズか

リフォーム会社の担当者と直接話をしてみて、人柄や応対が好印象かどうかを確認しましょう。突き詰めれば人と人との付き合いなので、担当者とフィーリングが合うかは重要です。

また、電話やメールのやり取りがスムーズかどうかを確認しましょう。何かあった時にすぐに対応していただける方だと安心できます。メール対応が可能かどうかは特に重要です。メールは文章が残るため、トラブル防止になります。

2.確かな実績があるか

リフォーム会社のホームページなどで過去の実績を見て、その会社と希望しているリフォームの相性を確認します。施工した物件が近くにあって、かつ見学できる状態であれば、仕上がりを見せてもらうのも良いでしょう。

過去の実績が確認できない場合は、規模が小さいリフォームを発注して、実際の仕上がりを確認するのも手です。その場合、壁紙の一部貼り替えや各所のクリーニングなどがよいでしょう。リフォーム中の現場を見学して、技術の確かさや仕事の進め方などを確認することができます。

3.価格が適正か

複数社に相見積りを取り、他社と比較して価格が適正かどうかを確認しましょう。また、併せてリフォームの見積りが詳細か、説明が丁寧かなども確認します。

例えば、「工事一式 ○○円」という見積書は何にいくらかかるかが不明瞭なので、そのような見積りを提出してきた会社は避けたほうがよいでしょう。

詳細な見積り例

一式になっている見積り例

4.資格を保有している会社か、または資格保有者が在籍している会社か

資格を保有している会社、または資格保有者が在籍している会社の場合、真面目で勉強熱心である一つの目安となります。特に、リフォーム費用が高額になりがちな塗装工事や防水工事は、このような会社に依頼する方が安心できます。

以下のような資格について確認しましょう。

《リフォーム(主に内装工事)に関する代表的な資格》
・建築士
・建築施工管理技士
・増改築相談員
・マンションリフォームマネージャー
・インテリアコーディネーター

《塗装工事に関する代表的な資格》
・塗装工事業
・建築塗装技能士

《防水工事に関する代表的な資格》
・防水工事業
・防水施工技能士
・雨漏り診断士

リフォーム会社の見極めを誤ると、工事の仕上がりや後の入居付けに大きく影響します。希望のリフォームが実現できるよう、吟味した上でリフォーム会社を選びましょう。