シェアハウス事件簿最終_06122015

テレビやドラマで取り上げられて一般的な認知度が広がる一方で、脱法ハウス問題など様々な問題もあったシェアハウス投資。不動産投資家の間では「高利回り」という印象があるが、実際のところどうなのだろうか。

シェアハウスのポータルサイトが開設される以前から、シェアハウスを営むシェアハウスママさんにシェアハウスで起こった事件をお伺いした。

転貸からスタートした女性向けシェアハウス

シェアハウスばかり4棟58室を所有するシェアハウスママさんは、専業大家でありがながら子育て中のママ。きっぷがよく面倒見のよい性格。

そんなシェアハウスママさんが不動産投資をはじめたのが、ちょうど世の中にシェアハウスが出てきた2007年頃。

「都内の普通賃貸で1人住まいをしている女の子が、不幸にも事件に巻き込まれる事件が多くあります。

私にも女の子ばかり子供が3人いますが、“女の子が安心して住める住まい、自分の子供を住まわせても安心出来る様な、家賃が安い便利な場所の住まいを、東京に作れないものなのか?”と考えていた矢先、流行りはじめのシェアハウスを知って、これいいかも~と思い、はじめることにしました」

2007年末から準備して2008年からスタート。苦労をして貯めた500万円が自己資金となる。なお、株やFXでは儲けが出なかったものの、投資は20代からずっと続けていた。

「株とFXをやって、一時期700万円以上株で利益出たのですが、その後株で350万円マイナスFXでも350万円マイナス(涙)

毎回大勝ちして、大負けして行ってこいですが、よく考えると株も不動産投資も基本は一緒ですね。不動産投資を始めたい方は株で勉強するといいと思います」

さて、主婦からすれば500万円は大金だが、不動産投資をするにはけして多くはない金額だ。

「少ない元手ではじめるにあたり、友達の大家さんが購入した戸建てを借りて、シェアハウスを経営することにしました。つまり転貸ですね。“自分でリフォーム代を出すから”とお願いして安く借りました。たった4部屋の小さな1軒家ですが、築40年になった今も現役満室です」

こうして最初は転貸からはじめたシェアハウスママさんだったが、その後コツコツと買い増し、今では女性専用のシェアハウスが都内4棟、家賃年収は3200万円に増えた。

シェアハウスの家賃設定は、普通賃貸と同じか少し安いくらいが相場だとか。1棟目の物件は駅徒歩15分ながら、日当たりがよい物件で、他にライバルがいないせいか、オープン以来ずっと満室が続いている。物件の管理運営は、最初から自分でやっているが、はじめた当初はそれこそ参考にするようなシェアハウスもなかった時代で、自分で考えるしかなかったという。