岡田氏連載4回目最終_10072015

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皆さん、こんにちは。岡田のぶゆきです。第4回目の相談者は、川崎市にお住まいの鈴本一郎さんです。会社員の鈴本さんには奥様と2人のお子様がいらっしゃいます。宅地建物取引主任者とファイナンシャルプランナーの資格をお持ちで、昨年の夏、不動産投資に目覚めたとのことです。

1棟目の取得では自己資金は最大でも300万円に抑えたいとのこと。年収、自己資金とも豊富ですが、買い進めていくことを考え、手持ちの資金に手をつけたくないそうです。将来的には時間に縛られない生活に憧れ、早期リタイアを希望されています。

名前

鈴本一郎さん(仮名)

年齢

52歳

性別

男性

職業

会社員(金融商品取引業)

居住地

神奈川県川崎市

年収

700万円(世帯年収1100万円)

自己資金

1500万円

Q1.勤務先が中小企業なので融資を断られるが解決策は?

何度か業者を通じて金融機関の紹介をお願いしましたが、勤務先が資本金1000万円、従業員6名の中小企業なので、会社の信用力を理由に断られています。不動産業者を通じているため詳しくは未確認ですが、資本金が銀行内の基準に達していないと言われました。

業者によると、メガバンクは土俵に乗らず、ほとんどの地銀も厳しく、信用金庫は許容範囲以上の自己資金が必要になるでしょう、とのことです。今まで直接金融機関に打診したことはありませんが、業者を通じて、不可だったものが、直接打診することで、可能になることがあるのでしょうか

A1.勤務先でなく物件選定に問題があるのかも。自ら銀行に確認すべき

ご質問ありがとうございます。お仕事が忙しいのか、あまり積極的に動けていないような印象を受けます。まずは、業者任せにせず、自分で銀行に足を運んでみてはいかがでしょうか

本当に会社の信用力だけで、断られているのか確かめてみる必要があります。たとえば、会社の業績がよくなれば融資がOKなのか、それとも転職すればいいのか。もうひとつ次の行動に移れるような判断が必要です。それには銀行に行って聞いてみることです。

会社の規模が小さいため、融資が引けないとのことですが、ご相談者の鈴本さん自身には、自己資金となる保険の返戻金1500万円。それに世帯年収が1100万円もあるのですから、土俵に乗らない人ではないと思えます。

もしかすると、選んでいる物件に問題があるのかもしれません。保証人なし、担保もなしとのことですが、これは奥様が副業のお手伝いをされており、世帯年収も上がっていますから、奥様に保証人をお願いできないでしょうか。

あとは物件の選定を見直してください。キャッシュフロー重視で不動産を選んで、積算評価が低いということも考えられます。銀行によって物件の評価は変わるものです。銀行から見て、持ち込みしている物件の評価がどんなものなのかを、聞いておいた方がいいと思います。