不動産投資で成功を収めている著名現役投資家に「もし、これから不動産投資をはじめるのなら、どんな物件を選ぶのか」をインタビューする当企画、第5回にご登場いただくのは、石原博光さん。
2014年にアメリカへ移住して、1年半。現在、所有する国内不動産は3棟43室、家賃年収3600万円。時価で総額3億円の規模。アメリカ不動産は、5棟所有(新築商業ビル、4軒の戸建て)。年間家賃年収6万ドルで、総資産の現在価値はおおよそ115万ドルだとか。そんなグローバル派の不動産投資家、石原さんが初心に返ったとき、一体どんな物件を選ぶのだろうか?
2棟一括の木造アパートを380万円値引きして購入
昨年の春、念願のアメリカ移住を実現した石原さん。投資の近況を聞くと、居住するアメリカのカルフォルニア州にて、戸建て再生を行っていた。違法物件を取得後、違法部分を壊して、役所で建築許可をとりつけて新たに増築という、大規模増改築を自ら現場監督となって取り組んだという。
「新築であれば、何もないところからですが、今あるものを壊すことからスタートしました。下水道を掘ったり、つるはしをもって十何本という木の根っこを削りとったり、大変な苦労をしました。おかげさまで、11カ月かけてようやく無事に完成しました」
気になる費用の内訳は、物件価格6万5000ドル、リモデル費6万ドルで、計12万5000ドル(日本円で約1500万円)。これで月々の家賃収入は1150ドル(日本円で約14万円)。
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6
もしも今、「あの投資家」が初めての収益物件を購入するならどんな物件?【Vol.6 松田淳編】
2015.11.28
5
もしも今、「あの投資家」が初めての収益物件を購入するならどんな物件?【Vol.5 石原博光編】
2015.10.24
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