極狭土地修正済_12152015

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土地の形は細長い、三角形などいろいろある。たとえ狭くて形がいびつな土地であっても、上手く利用して家を建てる、いわゆる狭小住宅の例は存在する。しかし中には、建物を建てられないほど小さい土地、極狭土地も存在する。

何の活用方法もないように見える極狭土地を利用して、収益を上げることはできないのだろうか。極狭土地を有効活用する方法を、きねや不動産株式会社取締役の楯岡悟朗さんに聞いた。

極狭土地には物件を建てられない

10坪を下回る土地のことを狭小土地と呼ぶ。代表的な狭小土地には、まるで旗をさしたような形をした旗竿地(はたざおち)や、三角形の形をした三角地といったものがある。

とはいえ、狭小土地では狭さという制約を受けながらも、デザインを工夫すれば家の建築はできる。本コラムで取り上げる極狭土地は、狭小土地よりもさらに狭いため、建物を建築できないという大きな特徴がある。

建物を建築するには行政に対して事前に建築確認を取る必要があるが、道路に2メートル以上接しなければならないなどの条件がある(接道義務)。極狭土地は建築条件を満たさないため建物を建てられず、そのままになっているケースが多い。それにしても、このような土地はなぜ生まれるのか。

「宅地造成する過程で複数の業者が出入りし、様々な形に分譲、宅地化する過程や長年に渡る売買で半端な土地を生んでしまったのではないかと思われます」と楯岡さんは指摘する。そんな土地をどうすれば、有効に活用できるのだろうか。