株安最終_01252016

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年初からの株安が止まらない。昨年末は1万9000円だった株価が、1月後半、日経平均株価はついに1万7000円を割り込み、ドル円も117円を割り込むなど、「株安-円高」が加速している。

この「株安-円高」傾向の直接の原因は、世界的な原油安である。これは2000年代以降のいわゆる「シェール革命」により、アメリカ国内の天然ガス・原油の生産が爆発的に増えたことに端を発する。

これが供給過剰を生んだところへ、ここまで成長を遂げてきた中国をはじめとする新興国の景気減速等により需要が伸び悩んだこと。さらに、産油国イランへのアメリカによる経済制裁が解除されたことにより原油の供給過剰が高まった。

そのことが、サウジアラビアなど中東の産油国の財政を脅かし、「政府系ファンド」が株を売り始めた。さらに為替相場では中国の景気の低下に伴い、不安定な元が売りに出され、比較的安定しているとみられる円が買われるため「円高」となった。