50代後悔_liza5450-Fotolia

写真© liza5450-Fotolia

人生の折り返し地点も過ぎ、会社内での役割や社会的地位も安定してくる50代。老後の収入まで見通すことが可能な年代の彼らに、「やっておけば良かった」と感じることを聞いてみた。まだ50代に差し掛かっていないのであれば、ぜひ人生プランの設計に役立ててみて欲しい。

不健康、気がつく頃にはもう遅い!?

今回は10名の50代男性に話を伺ったが、中でも目立ったのはやはり健康に関すること。

「若い頃からグルメを気取って、美味しい酒の肴などを食べあさっていた為に、見事に痛風になってしまいました。おかげで今では食事制限がとても厳しく、もちろんアルコールもNG。

お金に余裕がある今だからこそ、とびきり美味しいものを食べたいのに……。ここまでなる前に、健康に気を使っておけば良かったです」(56歳・金融業)

接待が多かったこともあり、毎日お酒を飲んでいたらいつの間にかメタボ体型になっていました。最近になって医者から注意を受け、運動を始めてみようとはしているのですが、体が言うことを聞きません」(52歳・営業)

50代で不健康に気づいても、そう簡単には元に戻れない様子だ。分かっていても、20代から40代まではつい無理をしてしまいがちだが……。後悔する前に、健康をかえりみてはいかがだろうか。


人生を楽しむための「趣味」が欲しい!

健康面や金銭面に関する後悔がほとんどを占める中で、趣味に関する「やっておけば良かったこと」もちらほらと挙がった。

「休みの日はいつも仲間内で麻雀に勤しんでいたのですが、最近はメンバーの集まりが悪くて。1人でも楽しめる趣味を作っておけば良かったです」(57歳・自営業)

「最近妻のすすめで登山を始めて、それなりに楽しんでやっています。でも、熱中すればするほど、もっと若いうちからやっておけばと思いますね」(53歳・製造業)

新しい趣味を始めようにも、気力や体力がついてこない年齢なのだろう。定年退職後のためにも、時間をかけて楽しめる趣味を見つけておきたいところだ。

家族と過ごす時間は、取り戻せない

50代は、子供がいれば親元を離れて独り立ちをする時期。そのため、家庭に関する「やっておけば良かったこと」をあげた人も少なくない。

「息子が就職して一人暮らしを始めて、顔を合わす機会がかなり減りました。思い返せば息子が小学校の時以来、家族旅行も行っていない。もっと家族サービスをすれば良かったなあと、今更ながらに思いますね」(55歳・飲食業)

「子供が独り立ちして夫婦だけの時間ができた、と思ったら……妻は私のことをただの『おじさん』としか見ていませんでした。パンツ一丁で過ごしたり、休みの日はいつもテレビの前に転がっていたりと、だらしなさすぎたのだと思います。かっこいいお父さん、夫でいてあげたかったですね」(51歳・営業)

自分が老いていくように、子供や妻も歳をとるもの。家族で過ごす時間は、想像以上に短いようだ。

投資は早い内から始めるが吉……?

今回最も多かった回答は、やはりお金に関する「やっておけば良かった」こと。定年後の生活も考えると、お金はあるに越したことはないようだ。

「毎晩のように後輩を連れて飲み歩いて、飲み代だけで月に10万円。せめて半分くらいに抑えておけば、今ごろ貯金がプラス1000万円はあったかと思うと……貯めておけば良かったですね」(58歳・建設業)

「コツコツと貯金はしてきましたので、2000万円程度の蓄えはありますが、まだまだ不安です。退職後も生活水準は下げたくないし、今からでも投資に手をつけてみようかと考えています」(56歳・製造業)

「30代前半の頃、友人が起業した際にメンバーとして誘われたのですが、安定を求めて断ってしまったことを後悔しています。結果的にその企業は大成功。年収は今の倍くらいにはなっていたと思います」(50歳・営業)

「今更になって、株や不動産投資などの勉強会に参加していますが、若いうちからやっておけば良かったと後悔しますね。大負けをしたりはしていませんが、パチンコやスロットが趣味だったので……その時間はもったいなかったです」(57歳・情報通信業)

収入や貯蓄額が平均値より高かったとしても、退職後の生活には不安を感じるようだ。若いうちから、収入や貯蓄を増やすできる限りの努力をしておけば良かった、という声が目立つ。

50代からでも遅くはないが、若いならばなおさらのこと。不動産投資なども視野に入れて、その方法を考えてみてはいかがだろうか。