チェルシー ~Chelsea~
ソーホーに代わってギャラリーの街として、アートシーンをリードする街。美しいタウンハウスが立ち並ぶ歴史保存地区がある一方で、最先端のアートを世界に発信するギャラリーの街として知られています。また週末は蚤の市が開かれ、その周辺はアンティークを扱うお店が多く、骨董街でもあります。
他には、19世紀末に建てられたナビスコの工場を改装してオープンしたチェルシーマーケットがあります。そのチェルシーマーケットに行ってきました。
○Chelsea Market
完全屋内型のマーケットで、ショッピングや食事が楽しめると人気のスポットです。もともとナビスコのビスケット工場だったというこの建物は、古いレンガづくりの趣きあるつくりになっています。
またChelsea Marketは、ニューヨークの有名店・人気店ばかりを集めたマーケットで、ここにお店を出すことは、ステータスにもなっているのだそうです。
これが市場!? 市場なのにオシャレすぎる! が第一印象です。
このお店の複数のペンダントライトの使い方が素敵です。
また他店でも多かったのが、メニューボードがすべて黒板塗装で、メタリックな素材や木調の組み合わせ。
こちらはメニューボード1枚1枚が黒板で、棚との組み合わせに味があります。
高い天井から複数のペンダントライト。クラッシックなレトロランプで演出。
引き出し型のボックスを組み合わせた収納のタワー。
Artists & Fleasは、アーティストのクラフト製品中心のマーケット。見ているだけで楽しくなるお店がずらっと並んでいます。
ソーホー ~Soho~
マンハッタンで一番インテリアショップが多い場所、ソーホー。アート・ギャラリーが集まる街というイメージから、最近はブランドショップから個性的なセレクトショップやデパートまで、ショッピングエリアとしての印象が強くなっています。
アートショップやインテリアショップも多く、インテリアを探すならソーホーと言われるほど、マンハッタンで最も多くのインテリアショップがあります。
○Room & Board
オリジナルラインとミッドセンチュリーの家具を扱い、実用的でありながら機能美を備えた家具をそろえているお店です。天然素材を使った家具ならではの安定感と心地よさが感じられます。
壁の飾り方、その配置がとても参考になります。
そしてマットなグレーの壁が家具の質感や素材感の組み合わせが大人のラグジュアリー感を演出しています。
これぞニューヨークスタイル!
まとめ
都会的で大人なニューヨークスタイルのインテリア。シンプルでモノトーンの色使いに、木などのナチュラル素材と組み合わせたり、アクセントになる色をあえて刺激的に使ったりと、上級テクニックにも見えますが、意外に簡単です。
白や黒がベースになり地味な印象を与えるため、質感や色をうまく取り入れること。賃貸の場合は特に家具など何もない状態で見せることを考慮して、黒板塗装やメタリック素材というように、部分的に目を引くものを取り入れるのも良いでしょう。
またモデルルームを作る際も、小物も大胆でインパクトのあるデザインのものや大きさをチョイスし、スッキリと飾ると良いでしょう。
都会的でモダンとヴィンテージを組み合わせたミックススタイル、意外と簡単にできてしまうニューヨークアレンジはお勧めです。
次回は簡単に作れるニューヨークスタイルを取り入れたコーディネートの提案について書きたいと思います。
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