こんにちは。デザイナーのみなやまくみこです。娘の受験も終わり、親子で卒業旅行と称してニューヨークに行ってきました。折角の機会ということで、ニューヨークの主なインテリアショップをレポートしお伝えします。
ショップには、賃貸物件でも使えそうな「小物」が多数あったので、ぜひ参考にしてみてください。
今回足を延ばしたのはニューヨーク、マンハッタンのミッドタウンからユニオンスクエア、ブルックリン、チェルシー、ソーホーのインテリアショップです。
とにかくおしゃれで洗練されているものばかりで、全体的なコーディネートや是非取り入れたいアイテムを解説しながら紹介します。
ミッドタウン ~Midtown East~
活気あふれる、ニューヨーク・マンハッタンの中心、ミッドタウン。タイムズスクエアを中心に、ブロードウェイミュージカルの劇場が並ぶ、ミッドタウンウェスト。国連本部をはじめ日系企業も数多く進出しているビジネス街、ミッドタウンイースト。
セントパトリック教会をはじめ、歴史的建造物も多く、ニューヨークの壮麗な建築を楽しめるエリアとなっています。ミッドタウンは5番街、マディソン街を中心にブランドショッピングが楽しめるエリアで、様々なライフスタイルのインテリアショップも数多くあり、時間を忘れてショップ巡りが楽しめるエリアです。
○CB2
アメリカのインテリアショップCrate&Barrelのセカンドラインのお店で、コストパフォーマンスに優れたインテリアショップです。
店内の様子。家具や照明、インテリア雑貨も豊富で、手の出しやすい価格ばかりです。
ということで、この壁付けキャンドルホルダーを購入したしました。こちらは3セットで2000円程度! 写真のようなマット色の壁に取り付けようと思います。
このタイプのミラーは他店でもよく見かけました。これはDIYで作れそうですね。
エクステリア雑貨も豊富。後からお店のサイトを見てみると、日本からも購入可能なようです(汗)
○JANUS et Cie
ガーデンファニチャーを取り扱うお店です。お店の中を覗くととても洗練されて可愛いものが見えたので思わず入ってしまいました。
アートグリーンの木立のオブジェや壁に興味津々。
これと同じ材料で作るとコストがかかりそうですが、人工芝で代用してもよいかもしれませんね。市販のものは30センチ角で1000~2000円ですので、全面ではなくフレームをつければアクセントとして使えます。
日本の住宅では屋外でこのような大きな家具を置くことは滅多にありませんが、屋内でリゾート気分のインテリアというのも面白いですね。広い部屋限定ですが(笑)
ユニオンスクエア ~Union Square~
マンハッタン中から買い物客が押し寄せるグリーンマーケットが大人気のユニオンスクエア。またユニオンスクエアの近くには、アンティークショップが並ぶ一画があり、特に17~18世紀のヨーロッパの家具を集めた店が多いそうです。
アンティークショップ巡りが楽しそうですね。今回私は巨大インテリアショップに入ってみました。
○ABC Carpet & Home
110年の歴史を持つ巨大インテリアショップ。時間がなくてB1~2Fまでしか見ることができず残念だったのですが、それでも十分! 満足できるインテリアショップでした!
地下1階から6階の巨大ショップは、新品やアンティーク調のもの、ファブリックや雑貨と幅広く扱っており、いずれもセンスが良い素敵なアイテムばかりで1日いても飽きないお店だとか。納得です。
とにかく広い店内には、天井から数々のシャンデリアが押し迫り、フロア中に世界各国から取り寄せられた色とりどりのインテリアでいっぱいです。
シャビーな家具とアンティークのボトル、乳白色のシャンデリアと、カラーバランスが素晴らしいコーディネート。
カラー照明の使い方が素晴らしい。これは使えそうです!
ワイヤーで吊るした棚。これも是非使ってみたいアイデアですね!
例えばピクチャーレールがついた賃貸物件をよく見かけますが、市販のボックスにヒートンもしくはP吊金具をつけ、ピクチャーレールに吊るすだけで簡単に壁に棚が出来上がります。この方法なら壁を傷つけずに済みますね。
ブルックリン ~Brooklyn~
さまざまな人種、さまざまな宗教の人々が暮らし、独特のコミュニティと文化を形成するブルックリンですが、ここ数年でおしゃれなショップが続々とオープンして、ニューヨークスタイルに代わりブルックリンスタイルと呼ばれるそうです。
ブルックリンスタイルは、モダンとヴィンテージを組み合わせたミックススタイルに、そして気取らないスタイルが注目されています。
○A&G MERCH
動物などのセレクト雑貨、アーティスティックな照明、家具を取り扱うお店。
心地いいカラーやファブリック、フェルト、木などの素材を使った雑貨で、優しく、癒しを感じるものが多く揃っています。また牛や鹿などの動物のオブジェで思わず笑ってしまうようなユーモアな雑貨も多く、それらをディスプレイすることでカッコよく、かつオシャレなインテリアになっています。真似したいですね。
ブルックリンは、レンガというイメージがとても強い街です。部屋の壁紙にレンガ調のものをセッティングするだけで、ブルックリンスタイルに近づくかもしれませんね。
レンガ調や古木調のアクセントクロスにこれらのサインボード、スイッチプレートでコーディネートするだけで、ヴィンテージ感を演出することができます。
左のサインボードは3000円~、右のスイッチプレートは500円~購入できます。
こちらの古木材は800円~購入できます。本物の古木を使って棚を設置するのも良いですね。
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