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多くの人が住んでいる賃貸や分譲のマンション。そのどれにも、我々が住みやすい環境を整えてくれる「管理人」という人物がいる。しかし、身近な存在ではあるが、誰に雇われているのか、あるいは大家さんなのか……、その正体はわからないことが多い。

そこで今回は、少々謎な「管理人」をクローズアップし、知る機会の少なかったその正体に迫った。

なぜ管理人って高齢の方ばかり? 彼らの雇用形態とは

管理人雇用形態は大きく以下のパターンに分かれる。なお、管理組合とは分譲マンションの区分所有者によって組織された組合のことである。

1.オーナーが管理会社(人材派遣会社)を通じて雇用
2.オーナーが直接雇用
3.オーナー自身が管理人を務める
4.管理組合が管理会社(人材派遣会社)を通じて雇用
5.管理組合が直接雇用

最も一般的なのは1の「オーナーが管理会社を通じて雇用」か4の「管理組合が管理会社を通じて雇用」で、管理人の多くは何かしらの会社に所属していることになる。雇用形態は、正社員、契約社員、派遣社員、場合によってはパートやアルバイトと様々だ。

しかし老若男女、誰もが同じく管理人に適しているかというと、そうではない。資格等が要らないため誰でもなれる職業ではあるが、拘束時間が長いこと、そして業務時間と収入が合わないことが多く、主婦や働き盛りの人は難しくなる

したがって退職後の人や、定期的な年金収入のある年代、つまり50代後半から60代といった高齢者が適任とされているのだ。