1年で4棟の物件購入！ 「保証人なし」でも資産拡大したメガ大家のノウハウ

今回ご紹介するのは、『子育てアラフォーママが、まだまだ夫にナイショで家賃収入1億円突破！』という書籍。著者は、楽待コラムニストとしてもおなじみ、女流メガ大家の内本智子さん。現在、8棟148室を所有し、資産総額は16億円。本書には、短期間で資産を拡大した内本さんのノウハウが詰まっている。

資産拡大の前には「準備」せよ！

1年間で4棟のマンションを購入、その後も億超えの物件を買い進め、家賃収入は1億円を突破するなど精力的に資産拡大を進める内本さんだが、こうした本格的な不動産投資を始めるにあたって重要なのは「準備期間」だという。

準備には「知識の準備」と「資金の準備」があるが、一番大事なのは「資金の準備」だそうだ。

資金の準備方法には、以下の2つがあるという。

（1）節約してコツコツ時間をかけて普通に貯めていくパターン
（2）練習がてら小規模な投資で増やしていくパターン

本書では、この「貯金」と「投資」の二段構えで資金を準備することがおすすめされている。

内本さん自身、投資初期は区分マンションや戸建てを投資対象としていた。区分マンションや戸建ては資産として小さく、利回りにかかわらず「大きく儲かる」物件ではない。資産を拡大するにあたり、「スピード」という点では遠回りにも見えるだろう。

しかし、これらの物件への小規模な投資から始めることで、その後大きな一棟物件を購入するための資金をコツコツ貯めることができる。また、売却すれば換金することもできる。