ボビー・オロゴンさんに取材！ 実は投資で稼いだお金で別荘を購入していた!!

バラエティ番組でお馴染みの顔、ボビー・オロゴンさん。

ひょうきんで親しみやすいキャラクターや、ちょっとヘンな日本語で笑いを誘う彼だが、実はナイジェリア国立大学の経済学部を卒業しており、株やFX、先物取引などで利益を上げている投資家という一面もある。

そこで今回は、そんなボビーさんに現在の投資状況や不動産投資について話をきいた。

投資デビューは、なんと5歳！

——ボビーさんが投資を始めたのはいつごろでしょうか？

「5歳の頃、お小遣いをためてハムスターを買い、それを繁殖させて売ったのが僕にとっての初めての投資です。ハムスターを売ったお金でニワトリを、その次はウサギ……最後には牛までいきました」

——そんな頃から！ すごいですね！ その発想はどこから出てきたのでしょうか？

「小さなころから、貿易商である父の手伝いをしていたことが大きいですね。父の商売って、これからニーズが高まりそうなものを仕入れてきて、それを町で売ることなんです。父の様子を見ているうちに、ビジネスの本質や、投資に必要な少し先の世界を予測する力がついたのだと思います」

——現在はどのようなものに投資しているのか教えてください。

「株にFXに先物取引などが主ですね。いろいろ挑戦してみて、得意分野を見つけたいと思っています」

投資はボクシングと同じ。本気のパンチは３割でいい

——投資をする際、気をつけていることがあれば教えてください。

「株やFXなどいろいろやっているけど、それぞれ均等に近いバランスで所有し、リスクを分散するようにしていますね。

あとは、やるときとやらない時をしっかり分ける。ボクシングでも本気のパンチって全体の3割あるかないかでしょ。

投資もそれでいい。普段は相場を見るために、少ない額で軽く波に乗るようにして、ここぞっていうタイミングで思い切った勝負に出るようにしています。例えばアベノミクスとかブレクジット（イギリスのEU離脱）のときとかね」

——なるほど。ちなみに、ボビーさんのリターンはどれくらいでしょうか？

「基本的には、1年間で元手と同額程度の利益が出ているので、100％程度だと思います。普段はそうでもありませんが、大勝負のタイミングに50％程度の利益が出せることが多く、それが年に2回くれば100％、3回くれば150％程度ということになります」

千葉の別荘は牛500頭分!?

——不動産投資もされているんでしょうか？

「経験はあります。物件を買って自分の会社にしたり、人に貸したりしたこともありましたね。物件を購入する際、下調べだけはしっかりとするようにしています。例えば、地価やその地域に住んでいる人の特性、近隣の似た物件との価格差などですね。

また、これは当たり前かもしれませんが、自分がどんな運用をしたいのかも考えて物件を購入します。不動産には新築で綺麗だけど、その分お金がかかる物件と、築年数が経っていてそれほど美しくないけど、手に入れやすい2種類の物件があるんですよ。

普通だったら新築物件が得だと考えがちだけど、購入価格が高いため利益が出しづらい面もあります。どちらが自分の運用にあっているか考えることは大切なんです。

ちなみに僕は、中古物件を選びます。多少古い物件でも魅力的に変える自信がありますからね。物件のどこをどう変えればいいかは、その時のインスピレーションで決めます」

——以前に購入されたという別荘について教えて下さい。

「投資で稼いだお金で千葉に土地付き、山付きの別荘を買いました。大きさは200坪くらいですね。普通なら結構な金額がかかるところですが、投資をやっていたおかげでうまく交渉することもでき、割りとリーズナブルな価格で購入することが出来ました。金額は牛500頭分くらいですね（笑）」

魚の釣り方を覚えろ！

——芸能活動との両立は大変ではないですか？

「確かに大変なときもありますが、本職の収入があるからこそ、ここぞという時に思い切った勝負ができるし、待つことだってできるんです。芸能活動っていう道があって良かったです」

——お子さんのためにお金を残したいという思いもあるのでしょうか？

「いや、それはないですね。僕が子どもに教えたいものは、魚の釣り方と自分で頑張ることの大切さです。魚の釣り方っていうのは、投資やビジネスでの稼ぎ方や、未来を見通す力のようなもの。僕がナイジェリアにいた時に安心しきっていたように、お金なんか残しても彼ら自身は成長しないと思うんです。

子どもには、いろいろ教えるつもりではありますが、あとは自分でがんばれって感じかな」

——ボビーさんにとって、投資とはなにか教えてください。

「やっていないと、ムズムズしてしまうもの……生きがい、人生ですね。こんなにチャンスがある世の中なのに、何もやらないって本当にもったいないと思うんです。チャンスをものにして、自分の可能性を広げていくものだと僕は考えます。あと、定年などがないところもいい」

——最後に、これから投資を始めようとしている人に向けて、一言お願いします。

「迷うより、やれ！ ですかね。日本人は、いい人が多くて好きですが、心配性なところがいけません。特に若者は失うものなんて何もないんだから、大いに投資すべきです。昔と違って、少額からの投資もできますし、アプリでいつだって相場をチェックできます。

はじめは、バーチャルでやって自分がどこまで相場についていけるか腕ならししてみましょう。株やFX、不動産投資にしてもやらなきゃそれがどんなものかなんてわからないんです。ぜひ、一歩踏み出してみてください！」