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はじめまして。今回から特集コラムで連載することになりました、堀之内名人と申します。

2015年10月に念願のアパートを購入し不動産投資家デビューしたものの赤字続きで四苦八苦しておりますが、悲観的にならず一緒に楽しく学んでいければと思いますので、よろしくお願い致します。

自己紹介

徳島県在住、40代、年収200万円台のサラリーマンです。

ついでに、独身うお座AB型です。

どうでもいい情報ですね。

私自身のことをより詳しく話すときに切り離せないのが転職です。

堀之内名人の職歴に興味ね~よ!

とか言わないでください! 物も投げないでください!

きちんと不動産投資の話になりますから落ち着いて!

大学を卒業して銀行→学習塾→(紆余曲折)→出版社→商社と転職しすぎて常に初任給の人生を歩んでいます。

銀行勤務

在職期間は5年。

主に個人宅を訪問する集金担当でした。

都市部の金融機関ではありえない業務なのかもしれませんが、定期的な訪問で顧客の生活状況を把握して預金や融資に結び付ける業務です。

元銀行員ということは有利な条件で融資を受けられたんだろうなぁ……

やっぱり環境に恵まれてなきゃダメなんだなぁ……

と、銀行との結びつきの差にむなしさを感じたそこのあなた!

ところがどっこい!

いまだに当時の上司とは顔を合わせられないほど迷惑ばかりかけていたので

物件購入の際に融資を受けたのは他行だったりします……


宅建を取ったきっかけは、出版社での勤務!?

在職期間は10年。

不動産情報誌を発行している会社です。

不動産会社を訪問して広告掲載を依頼したり、掲載する不動産情報の資料を整理したりと、常に不動産情報とかかわっていられる

ごkでした

不動産投資に関心を持つようになった最も大きな要因は、

この10年にあったと思います。

不動産会社から公開前の情報を手に入れていたのか!

そんな有利な立場にいるから好条件の物件を手に入れたんだろう!

と、怒りに体を震わせているそこのあなた!

ところがどっこい!(2回目)

購入したのは公開済みの物件で誰でも情報が手に入れられる状況でした。

宅地建物取引士の免許を取得したのもこの時代です。

当時まだ宅地建物取引主任者の名称だったころの話。

あれはそう……印刷前の最終確認で、不動産会社に電話をしたときのことでした。

(ここから回想シーン)

「怒りと憎悪が渦巻くサイコホラーサスペンス」

堀之内「原稿に容積率200%って書いてあるんですけど

第一種住居地域で道路幅4mなんで、容積率160%に書きかえておきますね~」

不動産会社「なんで?」

堀之内「前面道路幅によって容積率が変わってくるんですよ~」

不動産会社「ふ~ん……宅建も持ってないやつに言われた(笑)

堀之内「……」

不動産会社「勝手に直しといて! ブチッ!……ツーツーツー」

堀之内「……」

堀之内「……」

堀之内「……」

堀之内「…(宅建免許)取るし。

※容積率=敷地面積に対する建物の延べ面積。地域・区域によって異なり、特例もあります。

(コラムに戻る)

すぐさま資格取得学校に行って宅地建物取引主任者講座を申し込み!

たしか20万円ぐらいだったはず……勢いって怖い。

そのままの勢いで週に2回、仕事を終えてから通学すること半年。

締め切り前で忙しい時期は学校で受講後に帰社し……(労働基準法的に自主規制)、

合格!

今、同じことをやれと言われてもできる自信がありません。

人生で最高に勉強した時期ではないかと思います。

本来、最も勉強しているはずの学生時代のことは深く掘り下げないでください。

遊びすぎて20歳で痛風発作を起こしたなんて言えません……。


そして不動産投資の道へ

思い返してみると本当に不動産投資をする運命にあったような気がします。

もともと株式投資をしていたため投資に対する拒絶反応もなく、リーマンショック株価が半分になるという激痛も味わうことができたので、

不動産という大きな買い物をする前に味わってよかった経験だと思います。

ここまで読んで、特集コラムでこんな文章を書く堀之内名人は、本当に痛い人だと思っている方もいるかもしれませんが、運命を感じてアパート1棟買うほど痛くはないので、それなりに理由があって購入を決めました。

40代、独身。

このままいけば両親の老後と自分の老後、3人分を背負わなければいけないことに気がつき、どうにかしなければと考えて、最も身近な不動産投資を選択しました。

わかりやすく書き換えると

お金が欲しい。

ついに物件購入

初めて買った念願のアパートは諸費用込みで約1500万円。

金利1.8%、14年返済のフルローンで購入。

徳島市内で築20年の鉄骨造、1K×4室。

購入当初は4室のうち3室が賃貸中でしたが、

しばらくして1室が退去になり、2室空きの状態が数か月続いていました。

行きつけの中華料理屋さんで食べていた730円のランチから

手作り弁当と水筒持参になり、

携帯電話の料金を安いプランに変更し、

暖房は衣類の重ね着という、投資家とは程遠い状態に……。

そんな努力を神様は見ていたのです!

2017年、満室スタートでございます!

いろいろ脱線しながらのコラムでしたが、いかがでしたでしょうか。

連載中、急に真面目な雰囲気のコラムになったら、偉い人たちに怒られたんだと思って優しく見守ってください。

余談というか、むしろ見られたくない内容ですので最後にしましたが、上のキャラクターやアパートのイラストは親友に描いてもらいました。

私が自力で描こうとするとこうなります。

犯罪心理学の権威と呼ばれるような先生に分析をお願いすると、通報されてしまいそうな気がします(笑)