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世の中には、資産運用を目的とした投資の類が複数存在する。不動産にはじまり、株式、為替、債券などの金融商品等々、資本という概念が産まれてから歴史上さまざまな投資が行われてきた。そして今、全世界で4兆円規模ともいわれている注目の投資の手段がクラウドファンディングだ。

ご存知の方も多いだろうが、あらためてこのクラウドファンディングについて説明したい。

クラウドファンディング(CrowdFunding)とは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、「こんな商品やサービスをつくりたい」といったアイデアやプロジェクトを持つ起業家などが、不特定多数の出資者から資金を集めること。

そうして集まった資金を元に、起業家はアイデア、プロジェクトを実行させるのだ。

現在では主にインターネット経由で行われており、かつては難しかった出資者と起業家を直接結びつける手段として、市場を広げている。

ではこのクラウドファンディング。いったいどんな種類(出資方法)、どんな投資対象、そしてどんなリターンの可能性があるのか。ここではそんなクラウドファンディングの実態についてご紹介したい。

商品やサービスを受け取る購入型が人気

まずクラウドファンディングの種類、出資方法についてご説明しよう。

クラウドファンディングには大きく分けて以下の3つに分類される。

・寄付型……金銭的リターンのない投資
・投資型……プロジェクトの利益からリターンを受け取る
・購入型……支援金額に応じた金銭以外の商品やサービスを受け取る

現在、日本では金融商品取引法などの影響から、個人間の投資に関して規制があるため購入型の実績が高く、最も普及しているといわれている。

また資金配分の方法はほとんどのケースで、All or nothing型と呼ばれる、目標金額を達成できなかった場合には集めたお金を出資者に返金する方式が取られている。