201701

写真© blanche-otolia

みなさん、こんにちは! みきてぃ~こと、橘みきです。

前回は、物件探しから約一週間の、スピード購入についてお伝えしました。

(前回のコラムはこちらから)

私が物件を購入できたのは、何を隠そう、日本政策金融公庫から融資を受けられたおかげです!

売主へ支払う金額のうち頭金数十万円(物件価格の約1割)は自分のお金で支払い、それ以外(物件価格の約9割)は、日本政策金融公庫の融資で支払いました!

自己資金の少ない私の物件購入を可能にした、日本政策金融公庫とはいったい何なのか!? 初めて融資を受けた私が、一部始終を公開します。

※あくまで私の場合であり、ご自身の状況や支店、担当者によって違うと思われます。記憶を辿って書いているので抜け漏れあるかもしれませんが、大体こんな感じなんだな~と知る参考に、ご覧ください!

そもそも日本政策金融公庫とは?

日本政策金融公庫(以下、公庫)とは、政府が100パーセント出資している、金融機関です。

新たに事業を始める人、既に商売を営んでいる人、子どもの教育資金を必要とする人……などへ幅広く、審査の上、融資を行っています。

日本経済の成長・発展や国民生活の向上に貢献するように支援することを目的としていて、民間の金融機関では難しい分野などにも対応しているようです。

融資といえば民間の金融機関も行っていますが、私が思う「公庫がいい理由」は以下の通り。

○借入金利が低い

私の場合は1%前半でした。

○女性に魅力

「女性、若者/シニア企業家支援基金(新企業育成貸付)」という融資制度があり、対象が女性(男性ならば若者[30歳未満の方]かシニア[55歳以上の方])であり、新たに事業を始めるor事業開始後おおむね7年以内の方となっています。

ちょうど私もこの制度の対象となり、金利が1%前半と、低めになったと思われます。

○固定金利

返済期間中ずっと固定金利です。
ちなみに私は返済期間15年となりました。

意外とあっさり!? 物件獲得までの道のり

私の場合、不動産仲介業者とお付き合いのある公庫の支店で申し込むことになりました。

物件獲得までのステップは、ざっとこんな感じです。

公庫の担当者と面談

公庫の審査

融資決定!(電話)

公庫から入金

入金されたお金で不動産仲介業者へ支払い

公庫へ、15年かけてちょっとずつお金を返済

最初のステップ・公庫の担当者との面談に必要な書類がこちら!

(1)ご融資のお知らせ・借用証書(公庫からの書類に必要事項を記入)
(2)借用証書(同上)
(3)印鑑証明書(区役所でゲット)
(4)送金先口座の預金通帳
(5)収入印紙(金券ショップでゲット。郵便局で買うより少し安く抑えられる☆)
(6)預金口座振替利用届
(7)身分証明書(運転免許証でOK)
(8)売買契約書
(9)根抵当権設定契約証書
(10)委任状
(11)実印

ややこしかった2つの書類をクローズアップ!

(6)預金口座振替利用届

とは金融機関からの自動振替による返済を希望の場合、出す書類。
事前に金融機関で「口座確認印」を受ける必要があり平日窓口が開いている時間に行くのが手間でした……。

(9)根抵当権設定契約証書

「根抵当権」ってなんぞや? ということを調べるのが大変苦労しました。
詳しいことは省きますが、とりあえず根抵当を権設定しました。(説明雑……笑)


ついに面談当日! この日のために○○を準備

不動産仲介業者の方と共に、指定の支店へ行き、面談です。

「この人に融資するかどうか」

を見られるわけだから、信頼されるよう、見た目をきちんとしておこう!

ということで、私の職場は私服OKで、普段はカジュアルな恰好だけど、この日ばかりはスーツを引っ張りだし、パンプスをはき、きちんと感を演出

ついでに、見栄えの悪いボロボロの印鑑入れを、この機会に買い替えました!

inkan

新しい印鑑入れ♪ こんなところ見られていないと思いますが(笑)

あくまで融資をする対象は「事業」なので、

不動産投資ではなく不動産『業ということは注意しました。

何か聞かれても、これは不動産『業』と答えると!!

面談をしてくださった金融公庫の担当者は、キリッとした若い男性。

担当者「では書類を拝見させていただきます」

私「はいっ(不動産『業』、不動産『業』……)」

渡した提出書類を、じっくり見る担当者。

担当者「この物件は、駅から何分ですか」

私「(おっと不意打ち!)えっと……4分です!」

担当者「マンションは女性専用……ではないようですね」

私「そうですね(なんで聞かれたんだろう)」

その後、ぽろぽろと質問されたり、身分証のコピーとられたり、書類記入をしたり。

担当者「では、こちらで審査を進めます」

終わり!? 意外と詳しく聞かれなかった!?

私「あの、質問なんですけど……」

担当者「はい、何でしょうか?」

私「審査で会社に電話がいくことはあるのでしょうか。ちょうど部署異動があって、電話番号が変更されるかもしれず……」

担当者「お電話を差し上げることはありません。提出いただいたもので確認は取れていますので」

私「そうですか(ほっ。会社にばれることはないな)」

―― 約6日後。

担当者「もしもし、橘様ですか。こちら日本政策金融公庫ですが」

私「は、はいっ!」

ついに来たーー!

担当者「先日は面談ありがとうございました。融資が決定しました」

こ、これで本当に購入できる!!!

数日後、銀行の預金残高を見て、ちゃんと公庫から入金されていることを確認。

今までに見たことのない大きい額が、通帳に印字されています。

ひゃっほー!

と思っていたのもつかの間、銀行から電話がきました。

担当者「△△銀行ですが、橘みき様でしょうか」

私「は、はい(何か問題でも!?)」

担当者「まとまった入金があったようですが……」

私「(はっ! 大金が入ったことがばれてる!?)えーと、そうですね……」

担当者「運用方法はお考えですか?」

私「(!?)運用といいますか……既に次の使い道が決まっています」

担当者「そうですか。もしまた資金がありましたら、こちらで資産運用もやっておりますので、ご相談ください」

なるほど。

お金の臭いを嗅ぎつけた銀行が、そのお金で自社の資産運用サービスをやらないか営業してきたわけね!

お金持ちはたかられるのねぇ、ふふふ。

(注:この後すぐ売主へ渡してなくなるお金である)

そうして、お金持ちになった気分をほんの一瞬味わってから

お金の大半を売主へ支払い(涙)、売買完了。

公庫から借りたお金は、これから15年かけて、毎月返済していきます。

公庫の難点として、返済期間が15年と短めなので、分割して毎月返すにしても、結構な額になります。

というか、家賃収入分でまかなえなくて、持ち出しです!!!!

ただし! 既に持っているもう一室の家賃収入分で補えるので、大丈夫。

補い合うため、リスクヘッジのためにも、やはり物件は複数あったほうがよいと思っています。

何はともあれ、大企業に勤めているわけでもない、普通のOLの私も、物件獲得できました。

これでいつでも会社辞められる!……わけではありませんが、精神的にほっとしました。

15年後返済が終わったら、家賃分がほとんど手元に残るようになります!

15年後というと、私は40代半ば。

結婚していたら、子どもの教育費などお金がかかる頃でしょうか(妄想)。

「早く始めたほうが、リターンは大きい」

不動産仲介業者の方がおっしゃっていた言葉。

購入できて安心……せず、これからも買い進めていくぞ!?