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皆様こんにちは。新之助でございます。

GWはいかがお過ごしだったでしょうか?

TVで各地の混雑状況を見るたびヒャーって感じですが、私も家族とのレジャーは楽しみの一つでして、今年は岐阜県の中津川市にある付知峡にバーベキューに行ってきました。

それはもう、言葉に表せないほどの水の綺麗さ。森林も青々とし、自然に癒され最高のひと時でした。

さて、前回のコラム『「年金代わりの不動産投資」をやめた方がよい理由』は1カ月の閲覧数で最多となる勢いでした。

不動産投資の核心に触れる大切な事でありながら、目を背けたい部分でもあった為、気になる内容だったんだろうと察します。

今回は将来の家族や自分の為に、事業を始めて成功するも、あるものを持っていなかった為に破綻に陥った事例をご紹介します。これもある意味、現実味のあるお話しです。

不動産投資をきっかけに大金を扱うようになれば生活も考え方も変わります。

決して他人事ではありません。

これは私の身近な方の実例で、私も金銭的被害を受け、失業を余儀なくした被害者の1人でありました…。

お金儲けに必須な「あるもの」とは?

お金儲けに必須なあるものとは? ズバリ「女性関係に対する免疫」です。

すみません、これは男性から見た場合。女性から見たら「男性に対する免疫」になります。

まとまったお金が入るようになると、そのお金の匂いに敏感な人たちが集まってきます。ビジネス的には「投資詐欺」「取り込み詐欺」等がありますよね。

それをうまく対処できないと一夜にしてすべてを失ってしまう可能性もあるでしょう。

そんな私の身近なところで起こったお話です。

私が家業を継ぐべく、職人時代に修行に出ていた事がありました。

その時、お世話になった親方が女性関係で数千万の大金と仕事を1年半程で失い、住む場所もなくホームレスになり、公園の公衆トイレで寝泊まりするはめに……

まさに転落人生の実話です。

いまから25年程前、私は左官職人の修業の為、出向でとある左官業を営む親方の所で働いていました。親方と兄貴と私の3人で、朝から晩まで熱い日も寒い日も、お互い協力しながら働いていました。

敬遠されがちな肉体労働かつ危険を伴う仕事。昔よく言われた、危険・きつい・汚いの「3K」です。

精神的にもキツい状況でしたが、それでも充実した毎日を送っていました。3人はとても関係がよく、笑顔の絶えない日々。

そんなある日、親方が仕事にほとんど出てこなくなり、兄貴と2人で仕事をする事が多くなりました。

親方は適当な理由をつけて、顔を出さないのですが弟子の立場の私たちは突っ込んだ質問をする事ができません。ある時は、当時の私の愛車の「ソアラ」を貸してくれと言われ、渋々貸す事も。

住宅需要が今よりも活発で工期に追われ多忙な中、指揮者である親方がいないのは現場としても困り果てていました。

仕事に出てこなくなったワケは…

そんな中、人伝いに親方に彼女ができた事が発覚しました

親方は当時42歳。女性に縁がなく独身でした。

親方の昔を知る兄貴曰く、まったく女性と付き合った経験はなく仕事とパチンコと酒が趣味。でも、仕事もできお金の使い方もきれいで誰からも好かれ信頼されるタイプ。

推定年収でおおよそ1200万円くらいはあったかと思います。

若者からお年寄りまでオールラウンドで気さくにお付き合いされる方で、なぜ今まで独身だったのか疑問に思うくらいでした。

ある時、親方が食事に招いてくれて、その時に彼女と見られる女性が同席しました。

その女性は大手生命保険会社の外交員で、親方の妹さんの同級生との事。

年齢は40歳、離婚歴は2回。それぞれの相手と子供がいると、親方から後から聞かされました。

親方は「年も年だし、そろそろ自身の将来を真剣に考えようと思う。ただ妹が、あの友人は男癖が悪く絶対に付き合ってはいけないって俺に言うんだけど、どうなんだろうな…」と、私に話しをしてきました。

素人の私からみても、危険な匂いがプンプンしているのが感じ取れましたので、遠回しに「妹さんの言う事を聞いた方がいい」と助言

親方はとても純情な方で、徐々にその女性との関係を打ち明けてくれるようになり、さらにその女性は辞めた方がいいと言う事に確信が持てました。

が、親方の気持ちは前向きに進む一方。

親方はその女性にさらにのめり込み、仕事はほったらかし。

同棲まで始めてしまい、結婚へ向けて話しが進んでいきました。

お金にはそこそこゆとりがあるので、遊ぶのには苦労しません。

親方曰く、会うたびに小遣いを数万円とデート代合わせて10万円以上。それを週に3日~4日ですから相当な額です。

それだけでなく、車を買ってあげたり高額な掛け捨て保険に入ったりと湯水のようにお金を使っていました。

それでも親方は将来を約束した相手だからととても幸せそうな笑みを浮かべ、楽しそうに語ってくれます。

それに並行し、兄貴と私は仕事に対するモチベーションが下がる一方。

客観的に見ても危険な状態だというのが手に取るように分かるのですが……

熱くなっている本人は全く気付かない(苦笑)

そんな最中、親方の住む家が収用で立ち退く事が決定し2000万円近くのお金が入る事になりました

奈落の底へ

そんなチャンスを彼女が見逃すはずがありません。

そのお金で高級賃貸マンションへ引っ越させ、同居している高齢のお母さんも彼女が面倒をみるとの事。親方は高齢のお母さんもこれで安心してくれると喜んでいました。

と、安心しているのも束の間。

案の定、彼女が親方を本格的に料理しはじめました。

なんといっても相手は百戦錬磨!

親方の妹さんの話だと、過去に離婚した2人の夫に親権を押し付けただけでなく、相当な慰謝料をふんだくったという悪行の数々。 

お行儀の悪さはそれだけではありませんでした。

彼女は、「妊娠」というカードを切ってきたのです。

後に分かるのですが当然ながら「ウソ」

親方は喜んでいましたが、間もなく奈落の底に突き落とされる事になります。

なんと、その彼女は保険会社内の上司とも深い関係にあり、その上司より脅しともとれる責任問題を追及され始めました。

彼女の振る舞いは180度転換

親方は何が何だか分からなくなってしまい、言われるがままに。

慰謝料だけでなく、その他の補償料など額は定かでないのですが、相当な額を絞りとられてしまいました。

彼女は完全に絵を描いていたに違いありません。

女性に免疫のない男一人を陥れるのは、彼女にとって簡単だったでしょう。親方に多額の保険も掛けられており、命があっただけでも幸いだったかもしれません。

普通で考えれば訴訟するなどの方法があったと思うのですが未練がたっぷりだったので、強い態度には出られない。

いつか戻ってきてくれるだろうと…。

ここまでの話しが、交際から約半年間の出来事です。

兄貴は給料の未払いが続き退職。私も未払いになり家業に戻る事に。

親方は財産を失うだけでなく、元請けからの信用も失ってしまいました。

さらに住む場所も。

本来、市から得た収用のお金は次の自宅建築に当てるなどすべきだったのに、彼女と過ごす為の高級賃貸マンションと彼女との交際費にあててしまった為、お金は残っていません。

毎月の収入がなければ家賃も払う事も出来ない為、家賃を滞納し強制退去。

同居していたお母さんは妹夫婦に引き取られる事になりました。

親方はその後、知人や親戚の家を転々とするも限界に至り、ついに公園のトイレで寝泊まりするようになってしまいました。真冬の寒い中、同じホームレスから毛布を貸してもらった事がとても嬉しかったと。

ここまでは1年半程の出来事です。

自分を見失わないこと

私は不動産投資で大金を動かし、それなりの収益を得ています。

ステージが変わると、付き合う人や遊び方が変わってくる。お付き合いや接待で夜の酒場に行く事がありますが、とても楽しい(笑)。行く店や使い方によって一晩で10万円位は簡単に出ていってしまいます。

ただし、目的が同席する方々とのレクリエーションなので、1人で入り浸る事はありません。小遣いが3万円程のサラリーマンから考えたらとんでもない金額ですよね(笑)。

昨今の政治家や芸能人の話題を見ていても「女性スキャンダル」で人生を棒に振ってしまっている方が多くいますよね。これは巷でも普通にありえる事で「女性に対する免疫」は必要だなと。

私は不動産投資で必要なマインドとして「借入に対する免疫」だとよく話していますが、「女性に対する免疫」も大切だなと思っています

いまも覚えていますが、私が不動産投資の駆け出しの頃、メンターである松村裕一さんのセミナーで「女性問題に気をつけろ」と仰っていた事をはっきりと覚えています。

私も人の子ですから、さすがにストライクゾーンのど真ん中の女性が現れたらさすがに心が揺らぐかもしれません(笑)。

異性問題は男女共通。

最後は自分を見失う事のないように意識を高める事が必要です。