前編から続く)

介護が必要な高齢者の受け皿として供給が増えてきたサービス付き高齢者住宅(サ高住)だが、運営する介護事業者の経営難で廃業に追い込まれるケースも目立っている。東京商工リサーチによると、昨年の老人福祉・介護事業の倒産件数は2000年の調査開始以来最多となる108件に上った。

補助金目当てで需給を無視した建設が増えた結果、入居者確保に苦しむ施設が相次ぎ、介護報酬のマイナス改定なども影響して収益が悪化している現状がある。事業者の経営が立ち行かなくなれば、オーナーと共倒れになるリスクは避けられない。サ高住投資で「失敗しない」ための事業者選びに必要なことは何なのか。

ダブルパンチに耐え切れず

「入居付けが思うように進まなかった上、介護報酬の改定が重なったことで介護事業者が経営難に陥ってしまって…」

2015年、サ高住に2億円を投資した千葉県の男性はこう振り返る。

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