古民家を活用した地域活性化や町おこしに関する報道が目立つ昨今。比較的安価で購入できる古民家は、借り手がつけば高利回りを狙うこともできる「美味しい」物件といえる。
古民家というと、瓦屋根や縁側、和室などを備えた日本の伝統的な家屋を連想しがちだが、実は古民家に「いつ、どの時代に建てられたものか」「建築後何十年経ったものか」といった定義は存在しない。ただ、一般的には「建築後50年経過した建物」「昭和25年以前に建てられた木造の住宅及び、防火木造の住宅」などを古民家とするケースが多い。
総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によると、古民家の数は全国で156万6200軒。このうち空き家になっているのは、全国で21万1437軒あると推定される(*1)。投資対象となり得る物件が数多く眠っているのだ。
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