1階に飲食店のテナントが入居している賃貸マンションは、虫が出やすい、騒音が気になる、外干しした洗濯物ににおいがつきやすいなどの理由で、入居者から敬遠されることがままある。そんなマンションでも、高稼働に生まれ変わらせることはできるのだろうか? 埼玉県志木市・朝霞市で不動産管理・賃貸・売買仲介業を展開する株式会社登喜和の駒形励さんに話を聞いた。

3カ月以上の空室は当たり前、1階にカレー屋の築古物件

1階にカレー屋さんが入っているマンションの3階、2LDKの区分のオーナーさんから空室対策について相談を受けました。駅から徒歩10分強と遠いのと、どうしてもカレーの匂いが気になるのとで、人気がある物件とはいえません。さらに、2LDKはファミリー向けですが、エレベーターが付いていないのもネックに。ベビーカーの上げ下ろしなども3階まで人力でやらなければいけないので、子育て世代からも敬遠されがちでした。家賃を割安にしていても、一度退去があると3~6カ月は空室になってしまう物件だったようです」(駒形さん)

そんな不人気物件を生まれ変わらせるために行ったのは、思いきったリノベーション。ターゲットにしたのは、20代のカップルや新婚夫婦だった。

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