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サラリーマンを辞めて独立したものの、事業不振や詐欺などで4000万円を失い、おまけに背水の陣でのぞんだホテル買収に失敗、3000万円の違約金を請求されてしまう。どん底の生活の中で死を決意した広之内友輝さんを救ったのは不動産投資だった。

地方の格安物件を探し出し、それを高利回り物件に再生させる──。広之内さんは徹底した独自の投資スタイルで、どん底から見事に復活。死を決意してから7年後、投資総額は10億800万円、保有不動産は26棟306戸を数える(2017年9月現在)までになった。

「空き家再生人」としてコラムやDVDなどで既にお馴染みの広之内さん。自身の経験から、不動産投資こそがこれからの資産運用にふさわしい方法だと力を込める。

「株やFXは知識や経験、投資センスなどで大きく結果が左右されます。不動産投資の場合、特別な才能はなくとも、立地、物件の内容がよければ比較的堅実に収益を上げることができる」(広之内さん)

実際に広之内さん自身、かつては30戸中26戸空室だとか、20戸中19戸空室といった、絶望的な物件を次々に再生している。

お金の不安を解消するのは不動産投資が最適

内閣府の平成28年度「国民生活に関する世論調査」によると、およそ7割の人が日常に不安を持っているが、その原因のほとんどが「老後の生活設計」「現在の収入や資産」「今後の収入や資産の見通し」など、お金の問題となっている。

ちなみに今から30年前、昭和61年度の調査では、お金に対する不安は現在の半分以下。広之内さんは「収入が伸びないこと、国家財政の危機や不景気などにより、会社や国家が個々の生活を保障することが難しくなっていることが、これらの不安に表れている」と話す。

これからは自分の力でお金の不安と向き合っていく時代。とくに老後など若い頃のように働いて稼ぐことが難しくなる。そこで、資産運用で稼ぐことがポイントになる。

広之内さんが起死回生を遂げることができたのは、少ない元手で地方の格安物件を購入し、それを再生させることで高利回りを実現したから。「まずは100万円台で不動産を手に入れることを考えましょう」(広之内さん)

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