人口が150万人に達し、京都市を抜いて全国7位になった政令指定都市、川崎。臨海エリアから、住みたい街ランキング上位常連の武蔵小杉、多摩丘陵一帯まで、東西に細長く7つの区をもつこの街には様々な表情がある。

もっともにぎやかなのがJR川崎駅東口、京急川崎駅周辺で、平日でもショッピングや飲食、多彩なエンターテインメントを求めて、多くの人たちが押し寄せる。一方で川崎駅東口周辺は、ピンク街やドヤ街、公営ギャンブルなどがあり、住みたくない街として、人気薄のエリアでもあるといわれている。

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「居酒屋、居酒屋。お客さん、居酒屋!」

川崎駅東口の銀柳商店街は1日2万2000人以上の人が訪れるアーケード街だ。日が暮れるころから、居酒屋の客引きが道行く人に声をかける。確かにしつこいかもしれないが、道をふさいだりするわけでもなく、むしろ川崎らしい光景にも思えてくる。

大きな都市の商店街でもシャッター通り化は珍しくない時代を思えば、駅に隣接する複合ビルが林立するにもかわらず、活気ある商店街は珍しい。この商店街と並行する商店街や旧東海道も、駅から臨海部に伸びる市役所通りも、人の波が途切れることがない。

川崎駅東口の旧東海道の北寄りには、堀之内という一大ソープランド街がある。旧東海道から一本路地を入ると、街の雰囲気はがらりと変わる。境界線があるわけではないのだが、雑踏の居酒屋の客引きとは明らかに違う男性が客を迎える。

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