
PHOTO: iStock.com/die-phalanx
すべての建物はまず骨組みからつくられ、その後、表面にさまざまな材料が張り付けられて完成する。最終的に建物の内側は隠れてしまうため、私たちの目に見える部分は表面に過ぎない。
物件の購入時、見えない部分に目を向ける人は多くないかもしれない。しかし、内部がどうなっているのかを知っておけば、維持・修繕に想定以上の費用がかかることを防げるし、どの程度のリフォームが可能なのかの判断基準になる。
本記事では、普段は目に見えない床や壁、天井の内部を解き明かしていきたい。解説は可能な限り写真・イラストでビジュアル化しているので、専門知識がなくともスムーズに読み進められるはずだ。
1 | 「床」の内部はどうなっている? |
2 | 「壁」の役割はラーメン構造と壁式構造で異なる |
3 | 「天井」は空洞ありと空洞なしで何が違う? |
プロフィール画像を登録