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最近、某不動産会社・某金融機関による、サブリース、家賃保証トラブルが社会問題にまで発展しています。

某不動産会社は事実上倒産。計画倒産ではないかという声も聞こえてきます。某金融機関は、本件シェアハウススキームから撤退しました。

私も遭った家賃保証トラブル…恥を忍んで御紹介

私もこれまで、何度か書類偽造・サブリース家賃保証トラブルに遭遇してきました。

同じような被害者が出ないよう、敢えて、恥を忍んで、そのときの状況を御紹介します。

今から32年前の1986年(当時28歳)、私は東京・東長崎に新築区分所有マンションを購入し、不動産経営を開始しました。

その後は中古区分マンションにシフトし、上北沢・博多・千歳烏山・初台と買っていきました。

これらの設計・施工・販売・建物管理・賃貸管理は、すべてA社によるものでした。

東長崎・上北沢・博多の物件については、サブリース・家賃保証にしていました。契約更新毎に5%ずつ家賃アップ、という謳い文句でした。

A社はその後、リゾートや海外不動産・絵画などにまで手を広げていましたが、1990年、平成バブルが崩壊すると、そのあおりを受けて倒産してしまうのです。

どんどん条件が悪くなり…

とはいえ、色々な会社に事業譲渡・吸収合併等されながらも、しばらくは区分所有マンションの管理業務のみを細々と継続していました。しかしその間、契約更新毎に数千円ずつ、私の物件の家賃は下げられていきました。更には、家賃が当月払いから翌月払いになり、振込手数料が受取人負担になり…と、どんどん条件が悪くなっていきました。

修理やリフォームも、原則として割高なA社の仕様に沿って行わなければなりません。従わなければ契約打ち切りです。

他にもこんなエピソードがあります。ある日、エアコンが壊れたのでまとめて5室分交換してもらったことがありました。しかし、その直後にA社は定額制の修理・リフォームプランを始めました。毎月定額を払えば、その都度の修理・リフォーム費用は不要というプランです。「早く言ってよ」って感じです。

ところがそのプランも、いざ始まってみると実際にはあれも駄目、これも駄目。ほとんどの修理やリフォームが例外で、その度に追加でお金を取られていました。

結局、この物件はまだ持ち続けていますが、こういったこともあったのです。

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