9カ月で5万件。これは、楽待新聞の記事のコメント投稿の数です。コメント欄ができて以降、読者とコラムニスト双方向のやりとりや、読者同士の交流など、「コラムを読むだけ」だった楽待新聞は大きく変化しました。

今回は、このコメント機能の企画・管理を担当している楽待編集部の「中の人」やコメントした数も最多実績を持つ「地主の婿養子大家さん」へのインタビューを通じて、コメント機能の裏側に迫ります。

<インタビュー協力者>

地主の婿養子大家さん
大手不動産会社で売買仲介営業の経験を経て専業大家となり、投資歴13年で総投資額24億円。一棟マンション、一棟アパート、戸建など220戸を所有、稼働率は98%を維持し、年間家賃収入は約2億円に上る。2018年楽待ベストコラムニスト。

担当H
2018年1月よりマーケティング部に配属され、コメント機能の企画から運用まで携わる。自分自身でも賃貸経営をやりたいと思い、物件を探している。好きなコラムのテーマはDIY。

まず話を聞くのは楽待編集部の「中の人」ことH。Hは企画・開発の段階からコメント機能に携わってきました。

議論の場、交流の場として役立ててほしい

─そもそも、なぜコメント機能を作ったのですか?

担当H 楽待会員同士で、交流を楽しみながら賃貸経営の知見を深めていただきたいという狙いがありました。以前は、コラムを読んでわからなかったことへの質問や、コラムニストとの議論はできませんでした。せっかくコラムが沢山あるので、それに対する意見や感想を書き、議論し、そしてそれを読む、といった形で楽待新聞がより賃貸経営に役立つサイトになってほしいという思いもありました。

─コメント機能を作って良かったな、と思うことは?

たくさんあります! 熱い議論が交わされているとき、読者とコラムニストが活発に交流している様子を目にしたとき、それから、「楽待編集部との距離が近づいた」という声を聴けたことも嬉しかったです。

「大家仲間が周りにおらず、相談できる相手がいない」という読者の声もよく耳にしていたので、そのような方の悩みの解消に少しでも役立っているんだ…! と胸が熱くなりました。距離が近づいたという声に関しても、以前よりもコメント欄で意見や感想、要望をいただけるようになり、それを運営に反映できるようになったことを嬉しく思っています。

─逆にもっとこうなればよい、こんな場にしたいという思いはありますか?

ごく一部ではありますが、個人を特定した誹謗中傷など、ガイドラインに違反したコメントが見受けられます。多様性を持たせるために、コメントの削除はなるべくしたくないのですが…。

どうしても削除という対応をせざるを得ないものもあるので、そうしたコメントが減り、皆様が気持ちよく利用できる場になればと思います。あとは、より多くの方にコメントをしていただいて、より様々な意見が生まれる場にしていきたいです。

─コメントを投稿される方を増やすために、今後何か企画されていますか?

「2018年ベストコメンテーター」や「No.1コメンテーター」みたいな感じで称号マークを会員につけたり、私が会員の方に直接表彰状を届けに行ったり(笑)、みたいなことができたらいいですね。あとは、コラムニストさんに協力していただき、読者から募った「お悩みコメント」に回答するコラムのみ投稿できる企画なんていかがでしょうか。

担当Hによると、コメント欄ができてから、改善や新機能の追加が3カ月間で7回行われたそうです。改善を重ね、機能面での使いやすさが向上した今、今度は全員が気持ちよく利用できる場にしていきたいと熱く語る担当Hでした。

では、コメントを投稿する側の方はコメントをどう感じているのでしょうか。コラムニストとして多くの読者とコメントのやりとりを行い、ご自身も他のコラムニストに積極的にコメントしている「地主の婿養子大家さん」に話を伺いました。

コメントをくれるという事実だけで嬉しい

─楽待新聞のコメント機能について、コラムニストの立場からどう感じていますか?

地主の婿養子大家さん 私の場合は、完全にコメントが執筆のモチベーションになっています。おそらく、コメントがなければ既にコラムの執筆はやめていたと思います。応援コメントが嬉しいのはもちろんですが、私は「コメントをくれる」という事実だけで本当に嬉しいです。

─コメント投稿数ランキングでも1位ですが、なぜここまで積極的にコメントされるのでしょうか?

コメントをすることで読者の皆さんとの距離が縮まりますし、自分自身の知識をアウトプットすることは、賃貸経営の現場で活きると感じています。 読者への返信だけでなく、他のコラムニストさんの記事にも積極的にコメントをするのは、情報を発信するコラムニストさんたちへ感謝を伝えたいという気持ちがあります。一緒に実践大家コラムを盛り上げたいので、皆さんのコラム執筆のモチベーションに少しでもつながっているようでしたらとても嬉しいです。

─「感謝を伝えたい」というのは素敵ですね。最後に、地主の婿養子大家さん流、おすすめのコメントの仕方はありますか?

とにかく自分の考えや事例を投稿するのがおすすめです。それに対する反応を見ることで、自分の知識を深めることができますよ!

読者からのコメントには必ず返信し、他のコラムニストへのコメントも欠かさない地主の婿養子大家さん。今回はご紹介できませんでしたが、同じように読者から届くコメントを「嬉しい」と感じる方は他にも多くいらっしゃることでしょう。

これからも全員で育てていきたい

すでにコメント機能を利用していただいている方、そして「コメントは読むけど自分がするのはなかなか気が進まない」という方など、コメント機能に対する皆様の感じ方、考え方は様々だと思います。同じように、コメント機能を作り、運営するスタッフ、そしてコメントを受け取るコラムニストさんにも様々な思いがあります。

その中でも担当Hが強調していたのは「楽待新聞を賃貸経営に役立つサイトにしたい」、そして「全員が気持ちよく、気軽にコメントできる場にしたい」という思いでした。これを実現していくため、ルールや操作方法の改善はもちろん続けていきますが、実際にコメントを投稿してくださる皆様のご協力がやはり不可欠です。

地主の婿養子大家さんも「コメントをもらえること自体が嬉しい」とおっしゃっています。気になったことや意見だけでなく、ちょっとした挨拶からでもコメントでコラムに参加してみてはいかがでしょうか。

楽待編集部、コラムニストの皆さま、そして何より読者の皆さま全員の力があれば、これからもコメント欄が、そして楽待新聞がより深い学びにつながる場となっていけると確信しています。