この連載では3回にわたり、昨今の不動産融資情勢と、地銀や信金・信組から融資を受けるためのポイントなどについて紹介してきた。金融機関の種別や本人の属性、実績などにもよるが、昨年4月以降に融資情勢が厳しくなったことは多くの投資家が認めるところ。今回は、そんな厳しい時代にこそ強い味方となりうる政府系金融機関「日本政策金融公庫」について取り上げる。
独自の審査基準を持ち、民間の金融機関では融資が通らないような物件でも糸口を見出せる可能性がある公庫。現在、全国の投資家たちはどのように公庫を活用しているのか、そして、好条件で融資を引くために必要なことは何なのか。実際の事例を基に考えていきたい。
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