
PHOTO: iStock.com/SasinParaksa
東京都心から離れること200キロ、自身の住む地方都市を中心に1時間圏内を戦場として投資を行い、完全無借金で年間家賃年収1500万円まで規模を拡大させた投資家がいる。楽待でもコラムニストとして活躍する「ゆたちゃん」氏だ。
サラリーマン時代から自主管理を続け、幾度もの売買を経験。不動産投資歴は10年を超える。専業大家となった現在は、鉄骨造の1棟マンションやアパートを含めて7棟50室を所有しているが、どのようにしてここまで規模を拡大することができたのか。その不動産投資人生に迫った。
1棟目は競売物件、破格の理由は
これまで一切の融資を受けずに不動産投資を行ってきたゆたちゃん氏だが、融資を引き、レバレッジをかけた不動産投資を否定しているわけではない。
実際、自身でも金融機関へ融資の相談に赴いたこともある。「結局、自分の手元の資金で購入できる物件があったので、融資を受けなかっただけです。不動産投資が軌道に乗るまでは、融資を受けてでもなんでも、規模を拡大していかないといけないと思います」。
最初に融資を受けなかったのは、自身の属性などから「受けるのが難しかった」から。貯金や株式投資で得た800万円ほどを元手に、不動産投資に参入した。
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