明日、もし自分の身に何かあったら、物件はどうなってしまうのか。残された家族は―。そんな不安が頭をかすめたことはないだろうか。

楽待新聞が2019年2月に実施した読者アンケートでは、回答者205名のうち約72%にあたる150名が、自身の相続について「不安に感じたことがある」と回答。一方で、相続に備えて何か準備をしているかという設問に対しては、205名中約74%にあたる153名が「していない」と答えている。

準備をしていない理由としては、「まだ早いと思うから」「子供が小さいので」「実感がない」といったものが多数。漠然とした不安はあるが行動に移せていない、という人が多いようだ。しかし、得てして「その時」は突然やってくる。不動産投資家は相続にどう向き合っているのか。4人の投資家に話を聞いた。

Case1 サラリーマン投資家の父が急死、その時娘は

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