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楽待では四半期に一度、楽待の掲載物件情報をもとに、投資用不動産市場調査を行っている。今回は、2019年10-12月期の結果を公表する。(調査期間:2019年10月1日~同年12月31日、対象:期間中に「楽待」に新規掲載された全国の物件)

※いずれも( )内は前期比 ※表面利回り・物件価格は平均値

2019年、一棟アパート利回りが上昇傾向

10-12月期の利回りは、7-9月期よりも0.27ポイント上昇した。一棟アパートの利回りは、2019年に入ってから上昇傾向にあり、同年1-3月期が9.11%だったのに対して、10-12月期には9.62%となっている。

物件価格は3四半期連続で下落しており、10-12月は前期比139万円減となる6242万円だった。

一棟マンションの価格は大幅上昇

一棟マンションの利回りにおいても、2019年は上昇傾向にあった。ところが、10-12月期には前期より0.14ポイント下落。物件価格は、前期比1714万円増の1億9249万円と上昇した。

一棟マンションの利回りは2012年ごろと比較すると下落しているものの、底をついた2016年7-9月期からは上昇傾向に転じている。

区分マンション価格も上昇

2019年初頭に大幅下落した区分マンションの利回りは、わずかながら上昇。10-12月期には、前期比0.32ポイント増の7.78%となった。反面、物件価格も上昇し、前期比23万円増の1640万円となっている。

一棟アパートの価格が3四半期連続で下落するなど、「価格は高止まり」だと言われた状況にも変化が訪れているようだ。また、一棟アパートや区分マンションでは、利回りは引き続き上昇傾向にあることが読み取れる。2020年に入ってこの傾向がどうなるか、注目していきたい。

※本記事に使用した「投資用不動産の市場動向レポート」は楽待に掲載された物件情報を基に当社が独自に作成したものです。その内容および情報の正確性や完全性を保証するものではありません。

(楽待新聞編集部)

※「投資用不動産の市場動向レポート 2019年10-12月期」はこちら