日本、別荘地、リゾートマンション、億ション

PHOTO: iStock.com/thanyarat07

1980年代後半のバブル期に建設され、1戸あたり数千万、1億といった価格で取引された高級リゾートマンション。そんなリゾートマンションが今や、「タダ同然」ともいえる価格で売り出されているのをご存じだろうか。

「こんなに安いのなら」と購入を考える人もいるかもしれないが、競売に詳しい不動産ライター「競売情報探偵」さんは「自ら地雷を踏みに行くに等しい行為」と警鐘を鳴らす。

果たして、このようなリゾートマンションを購入した場合、どのような未来が待ち受けているのだろうか。ニポポさんに解説してもらった。

かつては憧れの存在だった

「10万円」―。

これはラグジュアリーな高級ホテルの宿泊料でもなければ、都内ワンルームの賃料でもない。中古リゾートマンションの「売価」だ。

1960年~70年代の高度経済成長期に別荘ブームが起こり、1980年代後半のバブル期にはさらなる大規模開発が行われることとなったリゾート地。1戸1億円にも届く高級リゾートマンションが林立し、「一等地」とされる避暑地では坪単価300万円での取引が行われるほどにブームは加熱した。

約30年間続いた別荘ブームも、バブル崩壊とともに急速な冷え込みを迎えることになる。値崩れを起こしたリゾート地から人が離れ、世間の記憶からも徐々に消えていくと、今ではすっかり見向きもされない存在となってしまった。

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