姫路駅付近で取材に応じる大川護郎氏(2019年1月、編集部撮影)

「姫路のトランプ」「姫路の不動産王」などの異名で知られる不動産投資家、大川護郎氏の不動産事業が存亡の機に直面している。大川氏が所有する法人の1つである「ANGELO」が資金繰りに窮し、9月10日付けで「銀行取引停止処分」を受けたと報じられたのだ。

大川氏と言えば、数百億に上る多額の借り入れや派手な私生活に注目が集まりがちだったが、5000戸を超える所有物件の運営状況はどうなっていたのか。

複数の関係者や投資家に取材を進めると、大川氏の無謀な投資戦略、さらには不正な行為に手を染めていた可能性が浮かび上がってきた。

9月10日の「銀行取引停止処分」、発表のウラ側

新聞販売店に勤務する傍ら、23歳で不動産投資をスタートさせ、約5000戸を所有するビッグオーナーとなった大川護郎氏。借入総額473億円、年間家賃収入43億円(2019年1月時点)という投資規模や豪快な言動が話題となり、メディアにも積極的に出演していた。

腕時計コレクションを披露する大川氏(2019年1月、編集部撮影)

その一方、直近では管理会社との金銭トラブルが発生したほか、

この記事は会員限定記事です。続きは会員の方のみお読みいただけます。

会員登録(無料) ログインして続きを読む