経験豊富な不動産投資家が、物件見学の際にどこをどのように見ているのかを「モニタリング」する本企画。
今回、物件見学の様子を見せてもらうのは、現役大学生大家の野田昌寛さん。20歳のときに不動産投資を始め、法人を設立。愛媛県を中心に新築アパート、中古アパート、駐車場、トランクルームなどを手掛けている。
今回、野田さんが見に行く物件は、千葉県内にある駅徒歩7分の一棟アパート。
築48年と室内や外壁の劣化状況が気になるところだが、大規模修繕が行われたばかりのようで、写真を見る限り綺麗な状態のようだ。野田さんはどのような点を中心にチェックするのだろうか。その様子を見ていこう。
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物件資料、レントロールチェック
物件資料で野田さんがまず確認したのは、最寄り駅からの距離だ。今回の物件は、最寄り駅から徒歩7分と記載されている。物件見学の際には、実際に歩いてみて急な坂の有無や近隣にどのような施設があるかを確認したほうが良いという。
また、設備の欄を見てみると、「インターネット無料」と記載されている。入居者にとってはうれしい設備だが、オーナー目線で見ると月にいくらぐらいの費用が発生しているのかを事前に売り主に確認しておきたい。
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