賃貸アパート大手のレオパレス21(以下、レオパレス)が、2020年6月末時点で118億円の債務超過に陥る見通しだと発表した。同社ではかねてから施工不良問題等の影響で入居率が低下しており、経営危機が続いていた。

レオパレスの現状はどうなっているのか、そして、今後どのような動きが起こりうるのか。

今回は、30日に予定されている決算発表に先立ち、現役の銀行員で、これまで法人営業や人事業務を担当し、不動産証券化協会認定マスター、宅地建物取引士でもある旦直土氏に考察してもらった。

レオパレス、これまでの動きは

レオパレスの2020年4~6月期の決算発表が遅延しています。元々は8月7日に予定されていましたが、9月30日に延期となりました。希望退職募集により、決算業務に従事する従業員が想定以上に退職したことで、決算プロセスに時間を要したというのが理由のようです。

そしてこのような状況の中、報道各社は25日、レオパレスが100億円超の債務超過になったようだと報じました。続いて28日にはレオパレスも「9月25日付の一部報道について」というプレスリリースを発表し、2020年4~6月期の純利益が142億円の最終赤字となり、118億円の債務超過に転落する見通しだと発表したのです。

債務超過に転落したレオパレスは、破綻間近ということなのでしょうか? それとも、この危機を乗り越えることができるのでしょうか。

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