「大家さんデビュープログラム」を勝ち抜き、大家さんデビューを目指して勉強中の米谷優さん(30)。勉強と同時に、ご自身でも日々物件探し、内見などを繰り返していました。

そんなある日、なんと米谷さんから「買い付けを入れました!」と楽待新聞編集部に一報が! 今回は米谷さんの「売買契約」の現場に密着。この企画のアドバイザーでもある広之内友輝さんとともに、売買契約書、重要事項説明書で気を付けるべきポイントを学びます。

物件探しから買付まで密着した動画、そしてリアルな売買契約の現場に密着した貴重な動画も併せてご覧ください!

広之内さん

広之内友輝
年収500万円のサラリーマンから起業するも、事業不振などで7000万円の借金を抱える。起死回生のために不動産投資を始め、現在は年間家賃収入1億円超。大家さんデビュープログラムのアドバイザー。

中馬さん

中馬氏
神奈川県の不動産会社「マイホーム・スタジオ」に勤務する宅建士。今回、米谷さんの物件の仲介を行った。

米谷さん

米谷優
元日本代表のプロスキーヤー。「大家さんデビュープログラム」で2300人の中から選ばれた。初めての不動産投資に挑戦中。

初めての物件、どんな戸建てを買うことに?

約2カ月間物件探しに勤しみ、時間を見つけては内見に行っていたという米谷さん。数十件以上、問い合わせを行った中で、今回、購入することに決めたのは次のような物件です。

<物件概要>
所在地:埼玉県鴻巣市
築年数:40年
物件種別:木造戸建て
購入額:520万円

この物件、実は売り出し価格は600万円でした。ただ、内見に行ったところ、「外壁や軒天井、内装もリフォームする必要がありそう」と米谷さん。今回の予算は700万円ですが、リフォーム費用を合わせると予算オーバーになってしまいそうです。

そこで、「なんとか価格の相談をさせていただけないか」と仲介してくれた不動産会社に価格交渉を依頼。すると、協力を得られて520万円で購入できることに! そして無事、売買契約の運びとなったのです。

※米谷さんの物件探しから買付までの模様は、以下の動画でご覧いただけます。

 

売買契約へ

いよいよ売買契約当日を迎えた米谷さん。売買契約は、以下のような流れで進みました。(今回は、売り主が契約の場に同席をしない「持ち回り契約」となっています)

<売買契約の流れ>
1.重要事項の説明
2.売買契約書の確認
3.署名・捺印
4.手付金の振り込み

ここからは、「権利関係」「土地・建物の情報」「法令上の制限」「接道」「インフラ」「災害リスク」の6つの観点から、重要事項説明書、売買契約書のチェックポイントを見ていきます。

会員限定記事です

この記事の続きを読むには、会員登録が必要です
会員登録(無料) ログインする