「入居者の困りごとには24時間365日対応します!」
こう語るのは、長野県伊那市で築古アパートを中心に不動産投資を行う、専業大家の「からたく」さん。現在42歳で大家歴は10年、市内に保有するアパート31棟と戸建30戸、計250部屋を1人で自主管理している。
空室だらけの築古物件を購入する手法で買い進めてきたからたくさんだが、人口減少が進んでいるエリアにもかかわらず、現在の入居率は95%と高い水準を維持。総投資額6億2000万円、年間家賃収入は今年1億円を超える見通しだ。残債は2億3000万円(返済比率40%)、税引き後の年間キャッシュフローは1500万円ほどだ。

からたくさんの売上推移(2009年10月~2020年9月)。青色が売上げ(家賃収入)、オレンジが経常利益を示す。例えば直近の2020年度の売上げは約9800万円、経常利益は3700万円となっている
人口減少が進むエリアで、からたくさんはいかにして高い入居率を維持しているのだろうか。それを探るべく、からたくさんの1日に密着した。
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全26話
不動産投資家・大家がいったいなぜ、不動産投資を始めたのか。どのような考えで、どのように規模拡大をしてきたのか。その戦略や思考に迫るインタビュー連載。
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250室を1人で自主管理、伊那の「ボロ物件再生人」に密着
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