PHOTO:photonn/PIXTA

住宅用の輸入木材不足が深刻化している。中国の木材需要の急増や、コロナ禍で大規模な金融緩和策が取られたことなどから、米国を中心に新築住宅の建設需要が急増、供給がひっ迫した形だ。さらには新型コロナウイルスの影響による輸送費の上昇なども相まって、現在、住宅用木材は一部で「かつてないような価格高騰」(市場関係者)に直面している。一部では「オイルショックならぬウッドショックだ」との声も聞かれる。

不動産投資家の中には、木造アパートの新築を予定している人もいるだろう。木材不足や価格の高騰は建築費のアップにもつながり、利回りが低下する恐れがある。また木材不足により工期が延びれば、賃貸経営の計画が大きく狂う可能性も考えられる。現在、新築物件に影響は出ているのだろうか。そしてこの先の見通しはどうなっているのか。複数の関係者や投資家に取材した。

仕入れ先から「受注制限」も

「5月着工分までの木材は確保できているのですが、その先はめどが立たない状況です」。年間約60棟の新築木造アパート建築を請け負う、アイ・ビルドの斎藤氏はこう話す。

この記事は会員限定記事です。続きは会員の方のみお読みいただけます。

会員登録(無料) ログインする