31歳でFIREを達成した「いんべす」さん。画像はTwitterのアイコンから

「FIREをしてからは、1週間の労働時間が10時間ぐらいになりました。好きなときに少し働いて、あとは趣味の旅行に行ったり、友人と会ったり、筋トレしたり。時間があるので、最近は瞑想も始めました(笑)」

昨年、31歳で念願のFIREを達成した投資家の「いんべす」さんだ。

FIRE(ファイア)とは、”Financial Independence”(経済的自立)と”Retire Early”(早期退職)の頭文字を組み合わせた造語。「セミリタイア」などとほぼ同義だが、FIREは数年前から米国の若者の間でブームとなり、いま、日本でも20代~30代の若い世代でFIREに憧れる人が増えている。

今回はそのFIREを不動産投資で実現した投資家の「いんべす」さんに、FIREまでの道のりや苦労話、FIRE後の生活について聞いた。加えて、現在FIREを目指して奮闘中の「大家女子まみ」さん、そして15年前にFIREを達成した「先輩」である中島亮さんにも、それぞれの現在と過去を語ってもらった。

ブラック企業に就職、「FIRE」が人生最大の目標に

昨年7月にFIREを達成した「いんべす」さん。そもそもFIREを目指した理由は、新卒で入社した会社がいわゆる「ブラック企業」だったからだ。

「1カ月の残業100時間オーバーは当たり前。給料も安く、入社3年目ぐらいまでは地域の最低賃金を大幅に下回っていました」

あまりのキツさに、「この会社で定年まで働くのはムリだ」と即座に悟ったいんべすさん。入社してすぐに、給与収入に頼らない生活がしたいと考えるようになった。

その後、ロバート・キヨサキ氏の著書『金持ち父さん貧乏父さん』に出合い、「不労所得が生活支出を上回れば、サラリーマン労働をせずに生きられる」と知る。以降、「FIREすることが人生最大の目標」になり、投資で生活費を稼ぐことを目指していった。

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