PHOTO:Mugimaki/PIXTA

アパートローンとは何なのか、どのように借りるべきなのかなど、アパートローンの基礎を振り返る本シリーズ。前回の記事では、借入をする個人について、銀行がどのような点をチェックしているのかを改めて確認しました。

今回は、アパートローンの審査に際して、銀行員が「物件価格」について具体的にどのような点をチェックしているのかを確認していきます。

銀行にとって「物件価格」はなぜ重要?

個人向けのアパートローンにおいて、銀行が物件価格(あるいは建築価格)を気にする理由は、当然ながら「お金を貸したあとに問題が起きないか」を確認するためです。

具体的には、物件本来の価値(市場価値と言い換えられるでしょう)を踏まえたうえで、この売買価格は妥当であるのか、ということです。もちろん、本人の収入や資産背景を踏まえての判断になりますが、あまりに多額の債務を負ってしまい、破綻する可能性がないかという観点から、銀行は物件の売買価格を確認します。

これは、以前の記事でもお伝えしてきた、銀行の生き残り戦略とも整合します。つまり、「問題が起きそうな案件を入り口で断る」という考え方です。

この記事は会員限定記事です。続きは会員の方のみお読みいただけます。

会員登録(無料) ログインする