関西エリアで累計45棟1158戸を購入、総投資額は約109億円という、不動産投資家の図越(づごし)寛氏。現在は、自身が計画段階から手掛けている新築1棟RCマンションを中心に、12棟322室を保有する。年間家賃収入は3億7500万円で、年間の税引き前CFは8400万円。総資産額は約69億円で、社債などを含む負債は約60億円、返済比率は53%だ。

2010年に賃貸業をスタートさせ、約10年の間に累計100億円を超える規模にまで拡大してきた図越氏。一体どのような人物なのか。投資家としての日常に迫るべく取材を行った。

 

ホテルで決算説明会

11月某日。図越氏の姿は大阪市内のホテルの会議室にあった。自身の資産管理法人である「株式会社ブエナビスタ」の決算発表を行うためだ。同社は現在12期目。金融機関や設計事務所、施工業者などの関係先から50人近くを招いての決算説明会は、今回で3度目になるという。

金融機関など関係者を招いて行われた決算説明会

この日、出席者の手元には分厚い資料が配布された。貸借対照表や損益計算書などの決算資料に加え、今後の経営計画に関する資料、保有する全物件の借入残高や稼働状況などの詳細情報が記された資料がファイリングされている。

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