PHOTO:Ryuji/PIXTA

今年2月から9月にかけ、ATMなどで合計8回のシステムトラブルが発生したみずほ銀行。相次ぐ障害に金融庁が業務改善命令を出す事態となり、11月26日にはみずほフィナンシャルグループ(FG)、みずほ銀行の両トップの引責辞任も発表された。

なぜ状況が改善されないまま同じようなことが起きてしまうのか、みずほが「トラブル地獄」から抜け出す方法はあるのか。金融アナリストの高橋克英氏に解説してもらった。

今年8回のシステム障害、2回の業務改善命令

「みずほATM障害、全国規模か」─。

緊急事態宣言下の2月28日、NHKはトップニュースでこう報じた。みずほ銀行で全国のATMの7割にあたる4318台が停止、さらには通帳やキャッシュカードを取り出せなくなるという事態が5244件発生したのだ。その場から動くこともできず数時間待たされた利用者もいたが、トラブルの当日中に記者会見は行われず、みずほ銀行のホームページ上に情報が開示されただけだった。

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