「2021年の不動産賃貸業を振り返る」をテーマとした、ベテラン投資家によるリレーコラム。2回目を担当してくださったのは、日米で不動産投資を行う石原博光さんです。

現在は米国在住の石原さん。日本に3つ、米国に5つの賃貸物件を所有しており、現在の家賃年収は約4000万円といいます。また、不動産投資本としてロングセラーを誇る『まずはアパート一棟、買いなさい!』の著者でもあります。

そんな石原さんですが、今年は「賃貸管理において反省があった」と話します。また、活況の米国市況についても聞きました。

地方物件は「安定」

こんにちは、石原博光です。

今年を振り返ってのコラムということで、まずは僕が日本に持つ物件の状況からお話をしたいと思います。

僕は日本においては栃木と茨城に1つずつと、元自宅の物件を都内に1つ所有していますが、地方と都心では動き方が違ったな、と感じています。地方の物件は大きな変化は何もなく、安定していたと言えると思います。

もちろんコロナの影響を受けて、外国人研修生であったり、近くにある専門学校で、受け入れるはずだった海外の学生だったりの契約予定が崩れてしまったことはありました。ただ、ターゲットを変更し、日本のファミリーの方にご入居をいただいたので、大きな損失にはつながらずに済みました。

1件だけ、家賃を滞納したままご退去となってしまった部屋があったのですが、引っ越し先の住所はわかっていたので、管理会社経由で内容証明を送付しました。これで解決に至らない場合は少額訴訟などの措置を講ずる旨を伝えたところ、すぐに返信があり、分割払いをいただくということで落ち着いています。

また、コロナの影響を受けて退去が増えたのかとよく質問されます。僕自身も単身者向け物件では退去が増えることも少し覚悟していたのですが、

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