PHOTO:haku / PIXTA

人体に有害なアスベスト(石綿)が飛散するのを防ぐための規制が強化されている。昨年4月から原則すべての建築物で、工事前にアスベストの有無を調べる「事前調査」の実施が義務付けられた。今春からはさらに、その調査結果を行政に報告する義務が追加される。

建物にアスベストが含まれていた場合、除去費用が余分にかかることになる。そのため、不動産投資家にとっても見過ごせない問題だろう。一方で、規制強化の内容については、詳しく知らない不動産投資家も多いだろう。そこで、最近のアスベスト対策の動向をまとめてみたい。

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