「私の1棟目」と題し、先輩大家の「物件購入」初体験について聞くインタビュー企画。今回は、不動産投資歴26年の「北国の大家」さんが過去を振り返る。
北海道札幌市を中心にRCと木造物件を所有、総投資額は約5億円で、年間家賃収入は4000万円の専業大家だ。しかし、かつて金融機関から融資を断られ続け、挫折を味わった経験もある。そんな北国の大家さんの1棟目は?
20代で新築1棟RCのオーナーに
北国の大家さんの投資家としてのキャリアは、大きく2つの時期に分かれる。サラリーマン大家だった23年間と、その後脱サラして専業大家となってからの2年間だ。現在は、専業大家として3年目を迎えている。
まずはサラリーマン大家だった頃の物件について聞いた。
北国の大家さんが不動産投資を始めたのは、26歳のとき。父親が亡くなり土地を相続したものの、どうしていいかわからず困っていた。そんなとき、すでにアパート経営をしていた叔父から賃貸併用物件の建築を勧められた。
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